業界記事
経営体育成は2地区/17年度の農村農業整備
2005-04-13
県農林部は「17年度農業農村整備事業新規着工予定地区」の概要を明らかにした。
県営事業から順番に見ると、経営体育成基盤整備事業は吉見町大串地区と騎西町鴻茎地区の2地区。いずれも調査設計を行い、事業期間は22年度まで。
大串地区は39・3haの受益面積で道路5・2km、用水路7・2km、排水路3kmを手掛ける。
鴻茎地区は68haを対象に道路5・6km、用水路5km、排水路2・9kmの工事を行う。
かんがい排水事業は、小鹿野町小鹿野用水地区の調査設計を実施する。368haを対象に、頭首工1式、用水路9・9kmを実施する。期間は19年度まで。
農地防災事業は吉見町八丁湖地区の14haを実施する。堤体、取水施設、洪水吐工を行う。事業期間は21年度まで。
団体営事業では農地維持保全型基盤整備促進事業はさいたま市指扇北地区、狭山市笹井地区、岡部町櫛挽北東部地区の3地区の調査設計、換地計画を実施する。
指扇北地区は18・9haを対象に区画整理、道路3・4km、排水路6・1kmを実施する。21年度までの期間。
笹井地区は区画整理、道路3・4km、排水路3・6kmを進める。事業は21年度まで。
櫛挽北東部地区は受益面積40ha排水路3・5km、事業は19年度まで。
新農業水利システム保全対策の団体営基盤整備促進事業は幸手権現地区を実施する。総合管理システム1式を実施。21年度まで。
農業集落排水資源循環統合補助事業は、3地区を実施する。
秩父市別所・川地区は計画人口1300人、処理場と管路9・2kmを行う。事業は22年度まで。
川本町瀬山地区は計画人口900人、処理場一式と管路5・6kmを実施する。事業は22年度。
江南町板井地区は計画人口1380人、処理場の機能強化を図る。19年度までの期間を設定。
団体営農地防災事業(ため池)は2地区を実施する。
鳩山町石場沼地区受益面積8・3ha、堤体工71m、17年度内に完成する。
滑川町鼻田沼地区は、7haの受益面積に、堤体工47mの実施設計を手掛ける。工事は18年度に実施する。
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