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　坂戸市はこのほど、１７年度発注見通しを公表した。建設工事は９０件、設計・調査・測量は４１件を計画。対象は工事が予定額１３０万円を超えるもの、一般競争や公募型などは予定しておらず、指名競争もしくは随意契約で入札を執行する。夏休み期間を利用して工事を行う、入西小学校特別教室棟・普通教室棟改修工事や北坂戸中学校耐震補強等工事（第１・２工区）は近く発注する。
　建築工事は、入西小と北坂戸中のほかに、千代田小学校給食室等改修工事、三芳野小学校ほか２校段差解消等工事の２件。こちらも６から７月に契約を結び、夏休みに工事を実施する。
　事業費１億８３００万円を盛り込んだ北坂戸陸橋耐震補強工事は８月に発注。宿内橋橋梁架け替えに加えて、護岸工、管理道路整備などの工事を実施する準用河川谷治川改修（１０工区）は、９月発注。
　一方、設計・調査・測量での注目は、入西公民館改築事業等基本設計作成業務委託。ＲＣ造２階建て、延べ床面積２３００㎡規模で、９月に着手する。基本構想作成業務は福島建築設計事務所（群馬県前橋市、電話０２７－２３１－３０６０）が手掛けた。
　さらに今月から年度いっぱいの履行時期を設定している「坂戸駅北口周辺地区都市再生計画策定業務」は、整備手法の検討および基本構想を作成。当初予算で確保している事業費は８００万円。
　そのほか、教育施設の耐震化の設計・調査では、今月中に坂戸小学校実施設計業務を委託する。昨年度に基本設計を木藤設計（坂戸市、電話０４９－２８１－０４８５）が担当。改築など校舎整備に向けて準備を進める。