業界記事
柴・千代、板井が設計/農集排処理施設の高度化
2005-04-13
江南町は、農業集落排水事業で、板井地区と柴・千代地区について全体実施設計に取り組むとしている。業務は、6月の随意契約を予定。建設時の指針では処理槽内面の防腐処理などについて位置付けがなかったため、内部の腐食が進行していることや人口増加などもあり、強化を図る考え。
板井地区処理施設は、2年度竣工。計画人口1080人、1日あたりの処理水量は291・6立方m。処理方式は、流量調整、嫌気性ろ床および接触ばっ気を組み合わせた方式(JARUS3型)。施設は、県道熊谷小川秩父線に近い、和田吉野川沿いに位置している。
柴・千代地区は、農山村集落排水整備モデル事業として整備したクリーン施設。昭和61年度の完成。戸数110戸、計画人口500人、処理水量135立方m/日。処理方式は、流量調整、嫌気性ろ床および接触ばっ気えおく見合わせた方式(JARUS3型)。
業務ごとの予算額は不明。20年度までの行財政緊急改革プランでは、柴・千代が17年度1400万円、18年度1億5000万円。板井は17年度1900万円、18年度9500万円、19年度2億1000万円の位置付けとなっている。
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