業界記事

軒高10m以上全て対象/手すり先行足場・特記仕様書へ明記

2005-04-12

 県都市整備部は今年度から軒高10m以上の工事にはすべて「手すり先行足場」を採用する方針を決めた。10m以上は通常3階建て以上が該当する見込み。特記仕様書にも明記し原則該当工事はすべて導入し、より一層の安全・安心確保の足場に取り組む。16年度の試行結果においても組立、解体の作業安全と安心感があるとアンケートに表れている。
 「手すり先行足場」は16年度に自主的に佐伯工務店が初弾案件に取り組み、その後不動岡高校校舎改築その他工事の2工区分を含め5、6件についても手すり先行足場の採用を条件化した工事を試行している。また、県発注工事において業者が自主的に取り組んだ案件もあり営繕課がアンケートを行っている。
 その結果、回収が17者あった。メリットとしては<1>組立、解体作業が安全だった<2>組立、解体作業時に安心感があった<3>ブレースを容易に外しづらいので安全だった――の3点があげられている。
 一方でデメリットは<1>コスト高になる<2>資材が増えるので保管場所確保が大変だった<3>慣れていないので組立時間を要したーが主な内容のようだ。
 しかし、営繕課によれば、コスト高については単価に正式に反映させるためコストアップにはならないよう留意すると対応措置を示したし、特記仕様書にもその点は明記する。したがって業者負担にはならない。
 このようなアンケート結果を鑑み、営繕課では17年度は「軒の高さ10m以上の工事はすべて」に「手すり先行足場」を義務付ける方針を決めた。おおまかに3階建て以上はすべてこれに該当するだろうと見通している。
 新築、改築、耐震補強の別なく3階建て以上の工事は手すり先行足場の採用となる。
 このことで今後県内業者は手すり先行足場の資材購入はもとよりその組立への慣れ・スピードアップなどを図り、自主的に進める努力も必要になるだろう。
 今年度の教育局の工事を当初予算での資料をもとに対象校を調査すると、3階建て以上は10高校以上になるもよう。
 手すり先行足場は、13年度に国土交通省が試行し、農水省でも採用し、厚生労働省では労働安全対策として各地方労働局が管内の業者に推奨し取り組んでいる。

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