業界記事

緊急対策で10事業/公園前通りの電線地中化/高崎病院建替に伴う周辺道路整備

2005-04-13

 独立行政法人国立病院機構高崎病院の建て替え整備に伴い、懸念されている同病院へのアクセス道路の交通対策について高崎市は12日までに、整備概要をまとめた。それによると、市役所や同病院などを含む城址地区内における道路交通の現状を洗い出し、既存事業との関連性等を踏まえ、当面実施していくべき緊急対策事業等を示している。対策事業は大手前石原線信号機設置や進入路となるA620号の拡幅事業、高崎公園前通り(市道A621号)の電線類地中化、同公園外周園路の延伸事業など全10項目を盛り込んだ。
 国立病院機構高崎病院は、施設の老朽化から現在地での建て替えが計画されており、新病棟を現在の南病棟付近へ建設を予定している。すでに、南病棟の機能を持った仮設病棟が正面ゲート入口の右側(平面駐車場)へと建設が進められている。本体工事については、平成21年春までに完成が予定され、現在では国立病院機構本部(東京都)により新病棟の基本構想・基本設計の策定を進めており、準備が整い次第、実施設計が発注される。現時点で想定される新病棟の規模は、ベット数451床、総延べ床面積は3万㎡。
 高崎市では、同病院が総合病院としての位置づけや、市民らが寄せる期待、中心市街地に立地する重要な施設であることなどから、より利用しやすい病院となるようバックアップすることとしている。これらを踏まえ、国立高崎病院周辺道路対策検討会議を昨年5月に設置、関係する4部7課で懸念とされている同病院への進入路の市道A620号をはじめ、城址地区内の道路交通の見直しに着手した。会議では、城址地区の現況課題等の整理、整備方針の検討、バス運転手等のアンケート調査などを行い、計画を練ってきた。
 この中で、緊急対策事業として10項目、ソフト事業で3項目、関連事業6項目を位置づけた。対策事業は、同病院進入路の市道A620号と大手前石原線の交差部に信号機を設置する大手前石原線信号機設置事業。スクランブル交差点となっているため渋滞を引き起こしている保健福祉事務所前交差点の信号サイクル設定の見直し。進入路となるA620号拡幅事業として、延長140m区間の、既存幅員1・5mを裁判所側へと2・5mに拡幅、車道についても7mを確保する。ぐるりんバスの運行経路見直し事業としては、病院構内に路線をあらたに確保し、高崎公園前通りに経由させる。高崎公園外周園路延伸整備事業は、庁舎前広場と高崎公園の歩道を整備して一体化を図る。高崎公園外周園路整備事業では、高崎公園の園路として129m区間で幅員3mの園路を整備する。また、同公園前通り(お濠端通りA621号)の電線類地中化事業は、延長175m区間を対象に地中化、単独柱の道路照明を設置するとともに路上駐車対策も実施する。また、歩行者対策として、パブリックシリンダー脇通路を整備する歩行系ネットワーク形成事業や案内標識を設置する歩行者用サイン設置事業。さらには、今年度からパブリックコメント制度を導入して策定を進めている交通バリアフリー基本構想に基づく実施計画事業も同地区整備に反映させていく考えだ。

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