業界記事
アグリパーク基本構想策定/農業振興課所管・交流センターは基本計画と造成工
2005-04-12
新潟市農林水産部農業振興課所管の今年度事業概要について掲載する。注目の新規事業として「(仮称)アグリパーク・国際農業研究センター」整備事業に500万円を計上、基本構想を策定する方針だ。また、「(仮称)食と花のにいがた交流センター」整備事業では33億6400万円を予算化。基本計画策定や用地再取得、造成工事を行う見通しだ。
今年度に予定する事業の概要及び事業費は次の通り。
▽「(仮称)食と花のにいがた交流センター」整備事業(合併建設)=33億6400万円。内訳は基本計画策定事業費1344万5000円、用地再取得費28億4455万5000円、造成工事費5億600万円。これまでの「(仮称)総合農業センター」を「(仮称)食と花のにいがた交流センター」の名称に改め、農業者と都市生活者が互いに恵みあう「にぎわいの場」とし、直売所や農業レストランなど「食」を体験できる施設や植物展示などの緑花啓発により「花」の癒しを感じられる新市全体の「食と花」のショーウインドウとして整備を行う。整備計画地は鐘木地内。基本構想策定に係る調査支援業務は、(株)グリーンシグマ(新潟市)が担当。
▽「(仮称)アグリパーク・国際農業研究センター」整備事業(合併建設、新規)=基本構想策定に500万円。
・(仮称)アグリパーク:都市生活者の農業への理解、都市と農村との交流の観点から、体験農場、市民農園及び観光農園など都市生活者の農業体験をメーンに、白根地区の生産物を中心にした直売所やレストランを含め整備する
・(仮称)国際農業研究センター:栽培試験、育種、病害虫防除などの試験調査及び技術指導などの普及指導を目的とし、併設する
▽花とみどりのシンボルゾーン整備事業(合併建設)=1億2226万円。小須戸地区の特産である花木等の振興及び新市の観光資源の開発推進のために、小須戸町で整備が進んでいる同ゾーンを引き続き整備する。今年度は、<1>市民農園、体験農園の整備<2>ボケ公園の用地取得―を予定
▽バイオマス利活用推進事業(新規)=350万円。利活用推進協議会の開催及び各種機関への試験研究委託を予定
▽「(仮称)新市農業構想」策定事業=1600万円。うち農業構想策定に1380万円。その他田園シンポジウムを開催
▽水田農業構造改革対策事業=6億8227万5000円
▽食肉センター施設設備改善工事=2200万円。対象は、<1>地絡保護付高圧区分開閉器改善工事<2>小動物枝肉計量装置改善工事<3>汚水処理施設曝気風量改善工事
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