業界記事
第一工業団地内に決定/「学校給食センター」の移転先
2005-04-12
結城市は、学校給食センターの移転改築事業について、移転地を同市中央部に位置する第一工業団地内にとすることを明らかにした。昨年度から、各学校への配送距離や周辺道路の整備状況などを考慮した移転先の選定を進めてきた。今後、今年度内に設計をまとめ、18年度からの着工を予定している。
学校給食センター(結城8522-14)は昭和47年に完成し、翌48年5月に開設。建物は、敷地面積2602・11㎡にRC造一部2階建ての規模。1階部分には調理室や事務室、職員らの休憩室などを設けている。
狭隘な施設状況や調理用什器の老朽化で、業務や安全衛生面に支障が出ていたため、昨年度から移転改築計画に着手。整備基本計画を(株)フケタ設計に委託した。
移転先の候補地は、各学校への配送距離や上下水道などの整備状況、周辺道路の幅員などを考慮した結果、新堤仲通り地内にある第一工業団地内が適切との判断に至った。これにより、いずれの学校へも約20分での配送が可能となる見込みだ。
今後、順調ならば今年度内には設計を策定して、18年度にも着工する見通しとなっている。
今年度予算には、給食センター施設整備工事の実施設計費に2026万5000円を計上している。
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