業界記事
指名競争で9月頃着工/町運動公園プール改修事業/総事業費に1・7億円
2005-04-12
東茨城郡茨城町は、老朽化に伴い使用を休止していた町運動公園プールを17年度単年度事業で室内の年間を通して使用できる温水プールとして改修する計画だ。実施設計を今月下旬にも指名競争入札で委託。本体工事は、指名競争入札を行った後、7・8月頃に開く臨時議会の承認を得て9月から着工する見通しとなっている。事業費は、17年度当初予算に1億6960万円を計上。このうち工事費は約1億5950万円を見込んでいる。
町運動公園のプールは、昭和56年に現在の同町越安1397地内に設置された。
屋外プールとして、これまで使用されてきたが、老朽化に伴いプールサイドの傷みがひどく、町では平成13年度から16年度にかけて開放を休止していた。
既存のプールには、50m(8コース)プールと子ども用プールの2つがある。
計画では、50mプールをその半分の25mプールに縮小し、上屋を掛けて室内の温水プールとして改修。残った半分の敷地については、埋め戻した上で、休憩場所として自由広場を整備する。
温水プールの施設規模は、S造平家建て延べ約910㎡(うちプール面積は450㎡)を想定している。
また、子どもプールについても、夏期限定で使用できるように屋外プールとして改修する。プール面積は約95㎡。
今後の整備スケジュールについては、今月下旬にも実施設計に係る指名競争入札を行い、策定作業に着手。順調にいけば、本体改修工事を7、8月頃に開く町議会臨時会を目途に、指名競争入札を行い9月にも着工。工期には、約7箇月を見込み、施設完成は平成18年4月下旬頃を予定している。
事業費は、今年度当初予算に運動公園プール改修事業の工事設計及び監理委託費に1010万円、工事費1億5950万円を計上している。
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