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　和光市は４日、７３件の「平成１７年度建設工事発注見通し」を発表した。注目の仮称・総合体育館新築工事は、一般競争入札で８月の発注予定。また、第四小学校校舎耐震補強および大規模改造工事も一般競争入札で、５月の発注予定。これ以外は、すべて指名競争入札。
　一般競争入札２件の発注形態は、まだ明らかでないが、近年の実績を見ると、大型建築工事は一括で、大規模施設が３者ＪＶ、中規模施設が２者ＪＶが多い。また、一般競争では、昨年から試行しているダイレクト型（事後審査方式）を、引き続き試行する見通し。
　仮称・総合体育館の建設地は、県営和光樹林公園の東側駐車場部分。施設は４階建ての計画で、１階が駐車場（２１０台程度）、２階がメインアリーナとサブアリーナ、３階が観覧席（約８１０席）やスポーツギャラリー、４階が柔剣道場と弓道場の和式競技フロア。事業費は、２０億２９００万円の継続費を設定。設計は安井建築設計事務所東京事務所（千代田区、電話０３－３２６１－５１０１）が担当。
　一方、今月中の発注公告が見込まれる第四小学校校舎耐震補強および大規模改造には、工事費３億８８５０万円を計上。設計はマルタ設計（さいたま市、電話０４８－８３９－００６６）が担当。
　発注見通し一覧は、市ホームページ（http://www.city.wako.saitama.jp/）を参照。