業界記事
1期工区が待望の開通/企画特集
2005-04-06
県藤岡土木事務所が鋭意促進していた、主要地方道神田吉井停車場線バイパスの1期工区が完成し、3月31日10時から待望の供用開始となった。
同線は、奥多野地域と上信越自動車吉井インターチェンジを結ぶ幹線道路だが、吉井町多比良地内~矢田地内は人家が連担しているうえ、線形も悪く幅員も4・8mと狭いことから、早期改善が望まれていた。県では平成6年度から多比良地区の人家連担地区を迂回する約2・8kmのバイパス建設に着手。11年度には早期事業効果を発揮させるため、工区を2つに分け、町道一丁田光明寺線~吉井IC前交差点までの約1・8kmを1期工区とし整備を進めていた。
供用開始に先立ち、社団法人群馬県建設業協会藤岡支部(田畑貞雄支部長)主催による交通安全祈願祭が行われ、藤岡土木事務所や地元吉井町役場の職員らで1期工区の完成を祝うとともに、交通安全を祈願した。今回10年の歳月と事業費約38億円を投入した1期工区が供用開始となったことで、引き続き整備を進めていく2期工区の早期完成が期待される。
一覧へ戻る