業界記事
県産杉で快適空間/金融機関5行に設置/街の施設にぐんまの木
2005-04-06
県林業振興課は、16年度に「街の施設にぐんまの木」事業として、多くの人が日常的に利用する施設に県産スギ材を利用したベンチなどを設置した。今回設置されたのはベンチやテーブルなど12アイテムで、先月28日から県内金融機関5行(群馬銀行本店、東和銀行本店、アイオー信用金庫TBSハウジング、かんら信用金庫高崎支店、中央労働金庫前橋支店)のロビーに置かれている。
これらアイテムの基本コンセプトは「re-set」、デザインコンセプトは、県産杉材の新しい見せ方、新しい使い方、新技術の導入としており、利用者に安らぎの空間を与えている。
木材は、再生産可能で地球環境負荷も低いことや、快適な空間づくりの材料として注目を集めており、その中で県産スギ材は、柱適寸材から板類を生産するのに適した中目丸太が増加しつつあり、今後もその傾向は続くと考えられているため、県産材の利用拡大を目的に同事業が計画された。
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