業界記事

橘小防音復旧に1億/17年度予算/普通建設費が35%の大幅増

2005-04-06

 東茨城郡小川町(伊能淑郎町長)の平成17年度当初予算がこのほど、第1回町議会定例会で可決された。一般会計は62億1240万円で、前年度比0・2%減とほぼ前年度並み。このうち普通建設事業費は7億3108万1000円で、同比35・0%の大幅増となった。主な新規事業は、防衛補助で整備する町道20344号線改良舗装工事等に5200万円、橘小学校防音復旧工事に1億200万円、老朽化した立延地区公民館建設工事等に2710万円を計上した。継続では、町文化センターを改修する百里基地周辺改修工事助成事業工事等に2億2457万9000円を予算化した。
 17年度の主要事業としては、前年度に引き続き「百里飛行場民間共用化事業」「公共下水道事業」「農業集落排水事業」「教育施設の整備」等に重点的・効率的な予算配分を行った。
 特定防衛施設周辺整備調整交付金事業として新規で実施する町道20344号線には、改良舗装工事5000万円、付帯工事200万円を計上した。
 同路線については、17年度単年度事業で、延長400m、現道の幅員で改良舗装工事を行う。
 学校教育施設関連では、橘小学校防音復旧事業として同校校舎棟の空調機器の改修工事を進める。事業期間は、17年度の単年度で、工事費に1億200万円、工事監理委託費に160万円を計上した。
 立延地区公民館では、施設老朽化等に伴い、既存公民館を解体し、現敷地内で建て替えを行う。施設規模は、W造延べ40坪程度。今予算の中には、工事費に2390万円、設計委託費に220万円、工事監理費に100万円を計上した。
 また、16年度に整備工事に着手した百里基地周辺改修工事助成事業の町文化センター改修工事を継続する。同事業に関連し、工事費に2億2131万4000円、工事監理委託に326万5000円を予算化した。
 一方、特別会計では、下水道事業が5億5804万8000円で、前年度比13・1%減、農業集落排水事業が4億4470万5000円で、同比19・6%減。
 このうち公共下水道事業には、汚水・雨水調査測量委託に4200万円、汚水管渠工事に3400万円を計上。
 農集排事業では、巴南部地区で16年度から着工した処理場建設工事を継続するほか、汚水管渠工事を実施する。汚水管渠実施設計委託に2420万円、処理場及び汚水管渠工事に3億7438万8000円を計上した。
 また、水道事業の資本的支出は2億649万5000円で、前年度比24・6%減。17年度も下水道、農業集落排水事業と併せた配水管更新工事を予定し、配水管布設替工事外6件に1億2300万円、配水管布設替工事設計委託外2件に900万円を計上した。

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