業界記事
神崎・森田・中和JVが落札/利根老人ホーム改築工事
2005-04-05
茨城県西南地方広域市町村圏事務組合(野村康雄境町長)はこのほど、利根老人ホーム改築工事の一般競争入札を行い、神崎組・森田建設工業・中和建設JVが9億8500万円で落札した。完成は今年度内を予定しており、18年度から新ホームでのサービス提供を予定している。設計については、昨年行ったプロポーサル方式で基本設計が三橋建築設計事務所に決まり、実施設計についても同事務所が策定した。
改築箇所は、現在の利根老人ホーム(長井戸1688-2)と同じ敷地内で、新施設はRC造2階建ての建築面積3337・32㎡、延べ床面積が4、771・07㎡の規模となっている。
施設の管理・運営を行っている茨城西南地方広域市町村圏事務組合では、老朽化したホームでの介護サービスの提供は困難として改築工事を進めていくこととなった。
先ごろ、行った一般競争入札では、神崎組・森田建設工業・中和建設JVが9億8500万円で落札した。完成については今年度内を予定しており、順調ならば、18年度から新ホームでのサービス提供となる。
利根老人ホーム改築工事に関しては昨年、基本設計をプロポーサル方式による選定を行い、建物のイメージ的な図面や入所者に配慮した明るく落ち着いた雰囲気、周辺環境との融和などを満たしているとして三橋建築設計事務所に決定した。
現在の施設は、昭和47年10月に県立古河養老院の老朽化に伴い、茨城県西南地方広域市町村圏事務組合に業務移管し、敷地面積9116㎡にS造平家建ての規模で建設された。
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