業界記事
豪雨災害緊急治水対策実施/今年度事業概要/才歩川水門改築推進
2005-04-06
国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所(松井健一所長)は今年度の事業概要を公表した。
主な内容は次の通り。
▽H16・7・13梅雨前線豪雨による緊急治水対策事業(河川災害復旧等関連緊急事業)=今年度は、信濃川下流34・2km、刈谷田川合流点1・8kmにおいて地質調査・測量設計・用地補償・築堤工事などを実施する
▽頻繁な越水氾濫被害の解消(才歩川水門の改築)=今年度は水門本体及び河道改修、旧水門撤去を推進する
▽新潟海岸における養浜及び人工リーフの促進=今年度は、五十嵐浜工区に養浜約2万及び人工リーフR27を1250㎡(25m×50m)整備し完成させ、新潟海岸の侵食対策を促進する。また、国道402号も含めた背後地への飛砂対策として砂浜安定工(海岸植栽)を促進する
▽関屋分水路の河口に位置する新潟大堰の戸当たり補修の促進=今年度は、5号主ゲートの戸当たり補修を実施して、一連の補修を完了させる
▽地域社会の再構築を支援する河川事業に着手=<1>新潟地区で「水辺がくらしに近くなる」水の都新潟の交流エリアを創出:安全・安心で環境に配慮した水辺空間の創出・保全(水害・地震対策、環境向上)<2>白根地区で安全で活力ある「田園都市」の形成:観光エリアとして安心して訪れることのできる状態の確保(水害対策、環境向上)及び、安心して農業を営むことのできる状態の確保(水害対策)―を行う
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