業界記事
施策推進に429億円/ぐんま子育てビジョン
2005-04-05
県は、17年度から21年度までを計画期間とする「ぐんま子育てビジョン2005」を策定した。5年後、10年後の将来のために各種施策を展開していく。
同計画の基本理念としては、「子どもを育てるなら群馬県」を掲げ、基本的視点として<1>子ども・親・社会を育てる<2>子育ても仕事も大切にする社会を育てる<3>子育てを取り巻く環境を育てる<4>10年後の群馬県を育てる--の4項目を設定。
<1>では、保育サービスの充実として、学童保育を必要とするすべての児童を受け入れられるよう、児童クラブを各市町村で概ね小学校区ごとに整備。また、幼稚園と保育所の一体化に適切に対応し支援する。
このほか、情緒障害児短期治療施設を1か所整備する。<2>と<4>は、ソフト事業がメーン。
<3>は、交差点安全対策事業で交差点改良、右折車線設置、道路照明、視線誘導標設置、歩道整備などを行う。
県では、これらの施策を推進するため当初予算に429億8000万円余りを投入。緊急通学路整備(12億5000万円)、ソーラー式歩道用照明整備(3000万円)、交通施設のバリアフリー化(1億166万円)等を盛り込んでいる。
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