業界記事
村道舗装新設で3388万円/17年度予算/普通建設事業費に1・5億計上
2005-04-02
鹿島郡大洋村(小橋隆三村長)の平成17年度当初予算が明らかになった。一般会計は36億5900万円で、前年度比7・7%減。16年度予算の減税補てん債分を除いた実質ベースでは同比5・7%減となった。
主な事業は、村道舗装新設改良工事に3388万円、排水整備工事に2163万5000円、維持補修工事に1000万円、教育施設等の整備事業に1187万円を計上した。
一般会計の普通建設事業費は1億5603万9000円で、前年度対比37・6%減。
主要事業のうち、村道の舗装新設改良事業では工事費に3388万9000円、工事等施工に伴う調査・測量設計委託費に745万5000円を計上した。
17年度は、改良工事は5路線、合計延長465mで計画。具体的には<1>東部138号線(京知釜地内)<2>東部21・173号線(武与釜地内)<3>西部199号線(田塚地内)<4>南部241号線(中居地内)<5>北部152号線(濁沢地内)-を予定している
調査・測量設計は3箇所、合計延長580mの計画で<1>幹線2級9号線(田塚地内)<2>東部47・50号線(高釜地内)<3>西部199号線(田塚地内)-を予定している。
排水整備事業では、工事費に2163万5000円を計上。工事箇所は<1>幹線1級4号線(梶山地内)<2>幹線1級4号線流末(梶山地内)-の2箇所で、延長200mの工事を行う。
教育施設等の整備事業では、小学校施設の整備に376万円、中学校施設の整備に254万8000円、幼稚園施設の整備に13万3000円を計上。
村内にある上島東小、上島西小、白鳥東小、白鳥西小の4小学校、中学校、幼稚園で各施設の整備改修工事を行う。
このほか、新規地区の二重作1地区や事前調査する二重作2地区など村内3地区を対象に行う地籍調査事業に3430万円、村内4箇所・延長976mの道路用地購入及び補償費に1797万円、村内2路線・延長170mで集落内生活道路舗装工事費に798万円を盛り込んだ。
事業採択に向けて計画推進する農業集落排水事業「上島西部地区」には、30万円を計上。採択後の予定として、17年度全体実施設計に着手するとしている。
一方、水道事業の資本的支出は、1億6933万4000円で、前年度比22・5%の大幅減。配水管等布設整備工事に9870万円、実施設計委託に945万円を計上した。
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