業界記事

東海村平成17年度主要施策等の概要(その1)

2005-04-02

 那珂郡東海村は、平成17年度における主要施策の概要を明らかにした。村の総合計画に基づく「快適で人にやさしいまちづくり」「支えあっていきるまちづくり」「個性といきがいを育むまちづくり」-など6項目を柱に、村政の施策等に関する要旨となるもの。
 なかでも「快適で人にやさしいまちづくり」のうち、幹線整備については、県道常陸那珂港北線をはじめ東海駅五反田線、小松原笠内線、石神外宿原電線の延伸について、整備促進の意向を示唆。
 歩道に関しては5路線の約950m、改良舗装では5路線の約912m、維持修繕は5路線の約1120m、地区排水整備で3箇所の工事を、それぞれ予算化した。
 「支えあっていきるまちづくり」では、中丸学童クラブ建設に着手するほか、東海病院建設工事の進ちょくを図る。
 「個性といきがいを育むまちづくり」では、東海南中の耐震補強、東海中、中丸小の耐震設計、久慈川河川敷運動広場整備、スイミングプラザの改修などを計画している。
 17年度の主要施策概要(抜粋)は次のとおり。
 《安心して住めるまちづくり》
【原子力安全対策の充実】
◆事業所の統合やJ-PARCの建設など新たな世界を拓きつつある一方、国・県・関係機関に対し、安全協定や原子力災害対策特別措置法に基づく事業所立入調査等を引き続き行い、事業所等における安全管理の更なる徹底を求めていく。
【地域防災対策の充実】
◆原子力防災訓練等の結果を踏まえ、初動体制の整備や広域避難等の実効性ある住民避難計画の策定とともに、新潟中越地震等の教訓を生かし、避難に係る客観的基準づくりや防災備蓄品の整備など、防災対策の充実を図る。
【消防防災体制の充実】
◆複雑多様化する各種災害に適切に対処し、安全な生活環境を確保するため予防・警防・救急救助体制の充実を図り、消防に対する住民の付託に応える。
【生活環境の推進】
◆環境保全の推進
◇「住宅用太陽光発電システム設置補助事業」「コンポストを含む家庭用生ごみ処理機設置補助事業」「合併浄化槽設置補助事業」などを継続していく。
◆環境衛生の推進
◇大型電動生ごみ処理機は、残る2中学校へ配置するとすべての小中学校で生ごみ処理の堆肥化が図られるようになるため、ごみ減量化の取組みを推進する。
◆交通安全と防犯の推進
◇交通安全施設の整備は、地域の要望等を十分踏まえ、効果的な整備を実施していく。
 《支えあっていきるまちづくり》
【地域福祉の充実】
◆地域福祉の充実を目指し、「出会い・ふれあい・支え合い」を実現する協働による福祉のまちづくりを推進するため、村の伝統と地域性を生かした村民相互が支え合う、地域社会を構築する。
【高齢者福祉の推進】
◆高齢者の健康寿命を延ばし、住みなれた地域でいきいきと暮らせるように在宅生活を支援するため、筋カトレーニング等、介護予防事業の諸施策を実施する。
【障害福祉の推進】
◆日常生活訓練、社会適応訓練、創作的活動等を通して、利用者の自立の促進、生活の質の向上を図りながら、障がい者の就労に向けた取り組みを支援する。
【児童福祉(エンゼルプラン)の推進】
◆学童クラブ関係では、4箇所目の施設を中丸小学校敷地内に建設し施設の環境整備を図り、放課後児童の健全育成を推進する。
【保健事業の推進】
◆健康づくりの推進
◇16年度に、「健康日本21」の地方計画「東海村健康づくり推進計画」を策定した。本計画は「健康寿命を延ばす」ことを目標に掲げ、総合的かつ効果的な健康づくりの推進に向け積極的な取り組みを実施していく。
◆国民健康保険事業の推進
◇いかに疾病を少なくし医療費を抑制するかが課題であることから、一般ドックや脳ドック補助事業の周知促進、出張健康教室の実施、重複・頻回受診者への訪問指導を充実し、医療費の節減に努める。
【地域医療体制の確立】
◆新病院の建設は、17年1月から建築工事に着手したところであり、17年度末の竣工に向けて順調に進捗しており、18年5月の開院を目指す。
◆村民の医療・保健に対するニーズに応えるため、運営面での体制の改善・強化を図るとともに、医師の確保が困難な状況の中で、医療スタッフの安定的な確保に努め、村民の皆様に良質かつ適切な医療を提供する。
 《個性といきがいを育むまちづくり》
【明日を担う子どもたちの育成】
◆幼児教育の振興
◇子育て支援機能や「親と子の育ちの場」としての役割・機能をより一層発揮できるよう弾力的な運営に努めるとともに、17年度から幼稚園に学校評議員制度を取り入れ、幼保一元化や幼稚園での預かり保育の導入などについて、保護者や地域の幅広い意見を交換する場を設け、子育て支援策を検討する。
◆学校教育の振興
◇学区の見直しは、学区問題協議会に諮り検討を進めていく。施設面は、16年度に引き続き大規模改修による東海南中学校の耐震補強工事及び便所改修工事を実施する。
◇東海中学校及び中丸小学校は、16年度に実施した耐震診断の結果を踏まえ、耐震補強、トイレ改修等に向けた実施設計を行うほか、小学校にLAN整備を実施する。
◇白方小学校校舎改築は、引き続き早期着工に向けて事業を進めていく。
◆青少年の健全育成
◇今後21年度までの5年間にわたり、家庭・学校・地域・職場一行政等の役割を明確にしながら、それぞれの立場でより事業が推進できるよう、相互の連携をより密にしながら支援体制の強化に努めていく。
【ふれあいのある地域社会の形成】
◆多様な生涯学習環境の充実
◇このような社会情勢の中、住民の自由な生涯学習活動を促進するため、住民情報や地域の実態等を把握しながら、学習機会の場の提供や人々の多様化、高度化する要望に応えていく。
◆ふれあいのあるコミュニティの形成
◇コミュニティ形成の中核となる人材を発掘・養成するために、指導者研修会等を開催し地域リーダーの資質の向上を図る。
◆ふるさと応援活動の展開
◇中学生「立志」記念行事の一環として、11年から実施している海岸砂防林間伐事業は、引き続き実施していく。
【豊かな人間性を育む環境】
◆文化活動の振興
◇17年度は、真崎古墳群の学術調査を行い、地区による管理等も含め協働による整備を進めるほか、東海村発足50周年記念事業の一環として、デジタルミュージアムの構築による村内芸術家の育成など、村民と一体になった文化のまちづくりを進める。
◆スポーツの振興
◇施設整備は、16年度に引き続き久慈川河川敷運動広場(サッカー場)の整備をはじめ、老朽化が進んでいるスイミングプラザの全面改修を実施する。
◆人と自然のふれあい
◇村内小中学校や子ども会等に花の種や苗を配布し、公共施設や地域の空きスペース等を花で飾り、花づくりを通して豊かな情操の育成と環境美化を図る。
 《新たな可能性を創るまちづくり》
【魅力ある農業の振興】
◆農業を中心に豊かに広がる東海の生活・環境・産業振興
◇農地流動化の促進を図り、農地保全に努める。
◆環境にやさしい農業の推進と求められる農産物の村内生産
◇安全・安心な農産物づくりを目指して、減農薬・減化学肥料栽培の促進を図る。
◆豊かで潤いのある田園生活のための集落環境づくり
◇農業基盤の整備では、農免道路整備事業(豊岡から石神外宿)、湛水防除事業(細浦地区)、圃場整備事業(細浦地区)及び畑地帯総合整備事業(中丸地区)を継続して実施する。
◇田園及び集落景観の保全では、環境との調和を図りながら白方溜池改修整備事業を実施する。
◆自主的な新しい営農組織の形成
◇集落営農組織や、農事組合法人などの担い手の育成に努め、遊休農地対策に取り組む。
【消費者ニーズに対応した商業の推進】
◆消費者ニーズに対応でき、活力のある商店街づくりのための研修会を商工会とともに進める。
【時代の変化に合った工業の展開】
◆商工会の工業部会が進めている新技術研究について支援するとともに、事業資金融資等についても商工会とともに取り組む。
【交流入口の拡大を目指す観光の推進】
◆観光については、村松山虚空蔵堂や大神宮等の史跡、各原子力事業所やPR館、特産品等のPRを実施する。
【情報ネットワークを活用した消費者対策】
◆消費者にパンフレットや放送等による提供をしていくとともに、トラブルにあった消費者が迅速に問題解決できるよう消費生活相談コーナーを充実させ、消費者保護対策に努める。
【地域に密着した開発・事業の推進】
◆常陸那珂港は、外貿8航路、内貿3航路が開設されており、平成15年の貨物量は、対前年比約2倍増の372万tに達している。ひたちなか地区の6割を占める国有地である留保地(面積約176ha)の取り扱いについて、財政制度等審議会から「原則留保」を「原則利用」に転換する答申がなされたことに伴い、留保地利用計画策定に向けて茨城県、ひたちなか市とともに検討作業を実施していく。

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