業界記事
5月の市長選後に活用策を検討/セレスティカ土地を購入
2005-04-01
山梨市は29日、昨年閉鎖した電子機器製造受託サービスの「セレスティカ・ジャパン」(本社・東京都千代田区)旧山梨サイトの土地を8億3600万円で購入した。
今回購入した土地の敷地面積は4万279㎡。同敷地には、事務所(RC造5階・一部6階建て)と工場(2階建て)があり、両施設の延べ面積は2万1209㎡。また、倉庫(2棟)体育館、集会室、グランドも併設している。これらの建物は無償譲渡された。
現段階では、新庁舎として利用することも視野に入れているものの、活用方法や施設の改修を行うかなどは未定。新年度5月に行われる市長選の後に、庁内にプロジェクトチームや検討委員会を設け、市民が集える場として検討する方針だ。
購入財源は、合併市町村補助金から3億円、残りの5億3600万円は新年度分の合併特例債を充てている。
セレスティカ・ジャパンの旧山梨サイトは、現山梨市庁舎の北東側にあり、山梨市駅東山梨線を隔てた隣接地。平成14年に山梨日本電気(NEC山梨)の山梨工場を買収して稼動を開始。同社宮城サイトと統合したことから、昨年12月末に山梨サイトを閉鎖した。
一覧へ戻る