業界記事

工事検査基準を初公表/部局検査基準も一本化/県工事検査課

2005-04-01

 県出納局工事検査課は31日、「県建設工事検査要綱」と「県建設工事検査技術基準」を初公表、一部改定とも合わせ4月1日から適用する。同要綱等はこれまで、内規扱いで非公表だったが、工事検査における透明性と客観性を確保することを目的に公開したもので、合わせて部局ごとに異なっていた検査基準もこれを契機に一本化した。
 工事の検査については従来、検査基準等が非公表であったため、施工者との間で検査員個人によって評価が異なるのではないか、といった思惑もあった。今回、これを全面公表したことで透明性と客観性が確保され、施工者としても、どのポイントを重点に施工すれば評価が高まるのかが分かるようになる。これにより、施工者の施工能力向上に直結するほか、同能力向上で格付け基準で算出する主観点数が増え、総合数値を押し上げることによる格付けアップの効果も期待している。
 同要綱は、県が発注した建設工事の契約の適正な履行の確保を図るため、県建設工事執行規則に係る工事検査の必要事項を定めたもので、検査の依頼、検査の命令および委任、検査の立会、検査の方法、検査結果の報告および措置、検査結果の通知、再検査、検査の中止、工事成績の評定などからなる。
 また、検査技術基準は、適切な実施を図るため、検査に必要な技術的事項を定めたもので、契約図面に基づき、工事の実施状況、出来形、品質および出来映えについて適否の判断を行うもの。
 これら内容は、県のホームページで公表している。
 検査技術基準概要は次のとおり。
◆実施状況の検査=契約書等の履行状況、工程管理、安全管理、工事施工状況および施工体制等の工事管理状況に関する各種の記録(写真等による記録を含む)と、契約図書とを対比し、工事施工状況や工程管理、施工体制などに留意して行う。
◆出来形の検査=位置、出来形寸法、機能および出来形管理に関する各種の記録と設計図書とを対比し、基準に基づき行うものとする。ただし、外部からの観察、出来形図、写真等により当該出来形の適否を判断することが困難な場合は、検査員は契約書の定めるところにより、必要に応じて工事目的物を最小限度破壊して検査を行うことができるものとする。
◆品質の検査=品質および品質管理に関する各種の記録と設計図書とを対比し、基準に基づき行うものとする。ただし、外部からの観察、品質管理の状況を示す資料、写真等により当該品質の適否を判断することが困難な場合は、検査員は契約書の定めるところにより、必要に応じて工事目的物を最小限度破壊して検査を行うことができるものとする。
◆出来ばえの検査=仕上げ面、とおり、すり付けなどの程度、全般的な外観および作動状態等について、基準に掲げる事項に留意して行うものとする。

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