業界記事
水道事務所建替へ/17年度予算で設計費を計上
2005-04-01
北相馬郡利根町の平成17年度当初予算額が明らかになった。ただ、一般会計は予算案が否決されたため、3か月間の暫定編成となることから、本予算は6月に成立する見通し。特別会計は、公共下水道事業が3億6242万1000円で、前年度対比8・6%の減。17年度は加納新田地内の管渠整備や県道立崎羽根野線の舗装本復旧を進める。一方、企業会計をみると水道事業会計の資本的支出は9494万6000円で、前年度対比94・9%の大幅な伸びとなった。石綿管布設替えの工事費を増額するとともに、水道事務所の建て替えで設計費に2400万円を見込んでいるため。建設場所は現在地となりそう。
公共下水道事業特別会計では、建設事業で下水道整備費として3106万9000円を計上。主な事業をみると、16年度で認可が最終となったため、認可変更委託に315万円を予算化するとともに、汚水管渠整備費に2310万円を計上した。
予定では、加納新田地内の第2栄橋周辺を中心に開削工法で管渠整備に着手。国補事業で延長100m、管径200mm、単独事業でも延長110m、管径200mmの整備が計画されている。
県道立崎羽根野線の舗装本復旧も進める。
一方、水道事業会計では資本的支出の建設改良事業に7766万3000円を計上。前年度当初と比べ金額にして4520万9000円の増額となった。
石綿管布設替え工事に3292万8000円を見込むとともに、水道事務所の建て替えで設計費に2400万円を計上しているため。このうち石綿管については、3地区で布設替えを進める。
水道事務所は、建設されてから30年が経過し、老朽化が著しいことから、建て替えが計画された。建設場所は現在の敷地内になりそう。
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