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新年度事業計画概要/県警察学校耐震改修工事/災害公営住宅整備を補助

2005-03-29

 国土交通省北陸地方整備局の新年度事業計画が明らかになった【一部既報】。本県関係では、総額2663億7900万円(対前年度当初比8%減)が配分され、直轄事業費が896億3600万円(同1%増)、補助事業費が1767億4200万円(同11%減)となった。うち中越大震災関連では新年度予算額として直轄で約114億円、補助で約86億円の計約200億円を確保した。新規事業では、直轄事業で新潟県警察学校の耐震改修工事に着手するほか、補助事業で直江津港多目的国際ターミナルの耐震強化岸壁整備で土質調査・設計に着手する。また、中越大震災に伴う災害(罹災者)公営住宅整備では4市町に対して補助し、早期の完成を図る。
 新年度は平成16年度の災害を踏まえた防災対策を推進する方針で、被災地域の復興に欠かせないインフラ等施設整備や治水対策などを推進する。
 新潟県関係の主要事業概要は次の通り。
◎治水関係
[新規事業]
▽荒川河川改修事業=神林村の荒川河口右岸塩谷地区で洗掘防止を図るための堤防護岸に着手
▽信濃川河川環境整備事業=長岡市蓮潟地区で周辺の公園整備計画等と一体となった良好な河川空間を整備するため、河川環境の整備に着手する
▽駒林川広域基幹河川改修事業(補助)=阿賀野市の駒林川河川改修に着手する
▽国府川他離島統合河川環境整備事業(補助)=トキの営巣環境保全や餌場確保を支援するため河川の自然再生、湿地の創出、樋門の段差解消等に着手する(佐渡市)
▽五十島地区地すべり対策事業(補助)=地すべり変状が著しい阿賀町五十島地区で対策に着手
[継続事業]
▽信濃川下流の緊急治水対策=昨年7月の豪雨出水対応として直接被害のあった県管理の支川刈谷田川、五十嵐川の改良復旧による流量増加に対し、その受け皿確保として本川の信濃川下流堤防の整備を促進し、上下流一貫した緊急治水対策「河川災害復旧等関連緊急事業」を推進する(新潟市、田上町など)
▽特定構造物改築事業(信濃川大河津可動堰)=新年度より堰本体工の工事に着工し、事業を推進させる(分水町)
▽関川河川改修事業=支川保倉川において洪水を安全に流すため河道掘削を推進する(上越市)
▽姫川河川改修事業=弱小堤となっている糸魚川市須沢地区の築堤整備を推進する
▽芋川河道閉塞対策工(信濃川下流・砂防)=中越地震で多数の大規模崩壊が発生し、河道内に大量の土砂が堆積している芋川で土砂災害防止のため床固工、護岸工の整備を推進する(長岡市)
▽葛葉山腹工(姫川・砂防)=斜面の安定化へ土砂生産抑制を図るため山腹工の整備を推進する(糸魚川市)
▽新潟海岸侵食対策事業=人工リーフの整備推進など(新潟市)
▽刈谷田川河川災害復旧等関連緊急事業(補助)=災害の再発を防止するため上流部の災害復旧助成事業による流量増加を安全に流下させるよう下流部で河川災害等関連緊急事業による河道掘削・築堤の整備を推進する(見附市、長岡市)
▽奥胎内ダム建設事業(補助)=本体掘削の進捗を図る(黒川村)
 その他、洪水ハザードマップの作成支援や堤防詳細点検の推進を図る
[完成事業]
▽阿賀野川河川改修事業=新潟市横越地区で深掘れ対策を概成させる
▽飯豊山系砂防=夏井砂防えん堤群(黒川村)、溝足砂防堰堤群(新発田市)の完成
▽矢川広域基幹河川改修事業(大規模、補助)=放水路トンネルの完成(新潟市、巻町)
▽大潟海岸侵食対策事業(補助)=人工リーフ整備の完成(上越市)
◎道路事業
[継続事業]
▽一般国道8号柏崎バイパスの部分供用=新年度は改良及び舗装工事を推進し、新豊田橋を含む柏崎市山本~東原町間L0・5kmについて暫定2車線で供用開始する予定
▽一般国道8号親不知防災の整備推進=新年度は防災工事を推進し親不知地区(L5・4km)の通行規制緩和を目指す(糸魚川市)
▽一般国道18号上新バイパスの4車線化推進=新年度は舗装工事を推進し、上越市子安~寺間L2・9kmについて4車線化完成、供用開始予定
▽一般国道113号荒川道路の整備推進=新年度は用地買収、改良及び橋梁工事を推進(荒川町)
▽一般国道253号三和安塚道路の整備促進(補助)=新年度は仮称・浦川原第1トンネル工事を促進予定(上越市)
▽一般国道403号大白倉バイパス(補助)=新年度は橋梁及びトンネル工事を促進し、長岡市小国町大貝~十日町市小白倉間の延長約1・5kmについて完成2車線で供用開始する予定
▽防災・震災対策の推進=「緊急輸送道路の橋梁耐震補強3箇年プログラム」に基づく一般国道7号紫竹跨線橋耐震補強事業(新潟市)など道路防災工事や橋梁の耐震補強工事を推進する
▽低騒音舗装の推進=騒音が環境基準値を超過している箇所において低騒音舗装を推進する
▽バリアフリー対策の推進=一般国道7号明石自転車歩行者道(新潟市)などで対策推進
▽交通事故対策の推進=一般国道7号勝木改良(山北町)、8号下源入交差点改良(上越市)などにより交通事故抑止対策を集中的に進める
▽無電柱化の推進=一般国道8号穂波電線共同溝(柏崎市)などで推進
[完成事業]
▽一般国道8号弁天ICの完成供用
▽一般国道116号学校町交差点改良の完成供用(4車線)
▽一般国道352号前田拡幅の完成供用
▽主要地方道新潟村松三川線空港アクセス道路の完成供用
◎港湾空港事業
[新規事業]
▽直江津港多目的国際ターミナル(耐震強化岸壁)に着手(東ふ頭地区、補助)=船舶の大型化及び大規模地震発生時における緊急物資輸送に対応するため既存岸壁の増深及び耐震性強化に新規着手する。新年度は土質調査・設計等(上越市)
[継続事業]
▽新潟港泊地(マイナス14m)護岸・東港地区=法崩れを防止する護岸の整備を推進(新潟市)
▽新潟港航路泊地(埋没)西港地区=信濃川の流下土砂による港内埋没浚渫を行い、航路泊地の水深を確保するほか、信濃川河口及びその周辺の環境調査も実施する(新潟市)
▽新潟港西海岸(侵食対策事業、ふるさと海岸)=親水空間の創出を目指して整備推進(新潟市)
▽新潟港緑地(信濃川左岸)西港地区(補助)=新潟市歴史博物館、萬代橋、やすらぎ堤を遊歩道の回廊で結ぶ修景緑地の整備を推進(新潟市)
▽新潟港松浜海岸侵食対策事業・白砂青松(補助)=海岸整備を推進(新潟市)
▽直江津港防波堤(沖)港口地区、防波堤(第3東)荒浜地区=LNG火力発電所の平成24年運転開始に向け、安定的な荷役と航行船舶の安全確保のため、平成23年度の完成を目指し大水深防波堤の整備を図る(上越市)
▽岩船港防波堤(西、その2改良)中央地区(補助)=村上市で防波堤改良工事(消波工)を推進
▽姫川港静脈物流拠点港(リサイクルポート)整備(中央、西埠頭・寺島地区、補助)=護岸(防波)整備推進(糸魚川市)
▽姫川港青海・寺地海岸(侵食対策事業、ふるさと海岸、補助)=冬期風浪等から海岸を保全するとともに、背後の町づくりと一体となった安全で快適な海岸の整備を推進する(糸魚川市)
▽両津港湊・河崎海岸(侵食対策事業、ふるさと海岸、補助)=面的防護工法により市民が海辺とふれあえる安全で潤いのある海岸整備を推進する(佐渡市)
▽新潟空港取付誘導路改良=大型機材就航に対応するため取付誘導路の拡幅工事に着手(新潟市)
[完成事業]
▽新潟港新潟みなとトンネル(西港地区)=全線供用に向けた整備を図る(新潟市)
◎都市・住宅事業
[継続事業]
▽国営越後丘陵公園(長岡市、都市公園事業)=新年度は「里山ふれあいエリア」の園路等の整備を促進する
▽亀田駅周辺地区(街路事業、補助)=新年度は用地補償を促進するとともに、自由通路の完成供用を目指す(新潟市)
▽鳥屋野潟公園(都市公園事業、補助)=新年度は駐車場やバスプール、エントランス広場等の整備を促進する(新潟市)
▽出雲崎町海岸地区(街なみ環境整備事業、補助)=新年度は小公園の整備、道路の美装化、ストリートファニチャーとあわせた住宅の修景施設等の整備を促進する
[完成事業]
▽西新発田駅前地区(土地区画整理事業、補助)=新年度は都市計画道路、公園等の整備を促進し、完成を目指す
▽豊栄インター南地区(土地区画整理事業、補助)=新年度は都市計画道路、公園等の整備を促進し、完成を目指す
▽坂井輪排水区小新ポンプ場(公共下水道事業、補助)=完成供用を目指す(新潟市)
▽災害(罹災者)公営住宅(公営住宅整備事業、補助)=新潟県中越地震により住宅を失った被災者の生活安定と居住環境の向上を図るため、被災地において災害公営住宅の早期完成を目指し整備を促進する。計画では、長岡市約120戸、小千谷市48戸、川口町130戸、小国町10戸を予定し、詳細はニーズ調査等のうえ決定する
◎官庁営繕事業
[新規事業]
▽新潟県警察学校耐震対策等施設整備=本館の耐震補強等の改修を実施する(新潟市)
[継続事業]
▽新潟第2地方合同庁舎(新潟市)=A棟の今年度中の完成を目指す。また、内部に災害対策室(約400㎡)を設置するほか、災害情報提供の拡充も図る
▽東京税関新潟税関支署東港出張所庁舎(聖籠町)=コンテナ貨物検査場を併設した庁舎の工事に着手し、新年度中の完成を目指す

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