業界記事

新規で谷田川など3事業/関東地方整備局の17年度群馬県内関係事業

2005-03-26

 国土交通省関東地方整備局は、17年度の予算概要をまとめ、公表した。配分方針は、各事業の目的や効果に応じて重点化し、メリハリのある編成内容とした。
 <1>個性と工夫に満ちた魅力ある都市と地方<2>公平で安心な高齢化社会・少子化対策<3>循環型社会の構築・地球環境問題への対応<4>人間力の向上・発揮-教育・文化、科学技術、IT--の4分野に重点を置いた。
 県内の直轄事業としては、継続事業で国道17号上武道路及び前橋渋川バイパス、国道18号高崎安中拡幅の整備を促進するとともに、国道50号前橋笠懸道路の環境アセスの手続きを進める。また、八ッ場ダム建設事業には約280億円もの巨費を投じる。
 上武道路へは、30億円を配分し主に前橋市富田町~江木町間で改良工事を推進し、亀泉高架橋の下部工事を実施する。また、荻窪町~国道17号現道間の道路設計、用地買収に着手する。前橋渋川バイパスは、36億7000万円を投入し利根川橋下部工、漆原、半田地区の道路改良工事を推進。また、引き続き前橋、半田地区の用地買収、文化財調査を進める。
 国道18号高崎安中拡幅では、引き続き岩井地区の道路改良、舗装工事を推進し、約2400m区間について4車線供用を図る。17年度予算額は2億6000万円。国道50号前橋笠懸道路へは、2億3000万円が配分され、都市計画案の公告縦覧、環境影響評価書を作成、都市計画の手続きを進める。
 また、八ッ場ダムについては代替地の造成、国道・県道、鉄道の付替え等を促進していく。
 譲原の地すべり対策事業は、4億4000万円を計上。集水井工などを行う。
 谷沢川第4砂防堰堤整備では、1億8100万円の予算で草津町において砂防堰堤(H27m)を推進する。鷹の巣上流砂防堰堤は、1億7100万円が配分され、砂防堰堤整備を進める。
 一方、新規事業では、谷田川第1排水機場、烏・神流川改修事業上落合・阿久津地区、渡良瀬遊水池水質保全事業に着手する。
 谷田川第1排水機場は、老朽化により改築するもの。処理能力は1秒あたり9・9立方mで、17年度は7000万円の予算で詳細設計、仮設計画、旧施設撤去計画の検討などを行う。事業期間は22年度までで、総事業費は約40億円。
 烏・神流川改修事業の全体計画は、上落合地区が築堤L320m、樋管1か所、阿久津地区は築堤250m、樋管1か所、河道掘削など。17年度予算は1億4000万円で、築堤工事30m及び用地補償を予定。事業期間は22年度までとし総事業費は約10億円。
 また、県や市町村等への補助事業は本県への配分は827億9900万円で、対前年度比1・04%増。このうち、新規ではまず地域高規格道路上信自動車道の一部となる国道353号金井バイパス整備(L約1000m)がスタート。17年度から新規着工準備として、都市計画手続き、環境調査を実施する。17年度補助額は4000万円。また、館林市の土地区画整理組合が施行する西部第2地区土地改良事業(約74・7ha)は、初年度として既存建造物の移転補償、改良工事等を行う。総事業費は約112億円。
 次に、伊勢崎市が事業主体の波志江沼環境ふれあい公園事業。計画面積は20・6ha。17年度事業費は、8億7500万円で用地買収と取付道路、敷地造成工事に着手する。総事業費は約27億円。
 公営住宅整備では、太田市の東長岡団地(56戸)と、高崎市の借上住宅K2ハイツ(22戸)へ補助交付する。各施設の事業費は東長岡団地が約6億6000万円、K2ハイツが約3800万円。
 一方、継続事業では県が事業主体の多々良沼公園では、園路広場、公園橋などを整備。17年度事業費は7000万円。
 また、県が進めている中村上郷線外2線は舗装工事を行い、年度内の供用開始を図る。
 玉村町が事業主体で進めている北部公園は、最終年度として管理事務所を建設する。17年度事業費は1億円。

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