業界記事

給食センター建設盛る/合併協定調印

2005-03-25

 小川町、美野里町、玉里村の合併協定調印式が22日、小川町文化センターで開かれた。橋本昌県知事の立ち会いのもと、伊能淑郎小川町長、島田穣一美野里町長、鶴町和夫玉里村長はそれぞれ合併協定書に署名調印した。今後、細部の調整作業を行い、平成18年3月27日に新市「小美玉市」が誕生する。新市建設計画(平成17~27年度)によると、主要施策に百里飛行場の民間共用化推進や道路ネットワークの整備、上下水道の整備、学校給食センター建設事業などを盛り込み、計画期間中の普通建設事業費は総額185億5500万円としている。
 調印式典には、3町村の首長、合併協議会委員、町村議会議員のほか、来賓には橋本昌知事をはじめ、地元選出の県議会議員など関係者多数が出席した。
 調印までの協議経過が報告された後、合併協定書の調印に移り、まず3首長が署名。続いて、立会人の合併協議会各委員、特別立会人の橋本知事が署名を行った。その後、橋本知事と3首長は堅い握手を交わし、新市「小美玉市」誕生に向けて新たな一歩を踏み出した。
 町村長あいさつで、合併協議会会長を務めた鶴町玉里村長は「財政が厳しい中で、合併はその困難を乗り越える手段。この2町1村は歴史的・地域的にも深い繋がりがあり、大きく発展する未来性のある地域。合併してよかった言えるよう、まちづくりを進める」、伊能小川町長は「合併は手段にすぎず、今後合併して良かったとする目的達成のため、引き続きご理解・ご協力をお願いしたい」、島田美野里町長は「一日も早く3町村が一体の体制を執り、安心して暮らせるまちづくりを」などと述べ、同地域の自然・歴史・文化を活かし、更なる発展を目指す考えを示した。
 また、橋本知事は「人口減少が進む中、この地域は人口増が見込めるめぐまれた地域。百里飛行場民間共用化では、平成20年の開港に向けて近く本格工事に入り、関連道路の整備も進められている。新市の一体化に向けて、合併特例債を活用しながら、将来の発展のため基盤整備を進めて頂きたい」と期待を述べた。
 今年に入り、1月7日に「小川町・美野里町・玉里村合併協議会」が設置され、同13日に第1回合併協議会を開催。その後、新しい市の名称を公募、住民説明会を実施し、2月27日の第4回合併協議会でほぼ協議全項目の協議が終了。
 3月16日の第5回合併協議会では、協定書をとりまとめや新市建設計画を決定し、今回、合併協定調印式を迎えた。
 調印した合併に関する協定項目のうち、まず合併基本4項目が<1>合併の方式は、新設合併<2>合併の期日は、平成18年3月27日<3>新市の名称は、小美玉市<4>新市の事務所の位置は、当面現在の美野里町役場-とする。
 財産の取扱いでは、2町1村の所有する財産及び債務は、全て新市に引き継ぐ。
 2町1村の議会議員は、平成19年11月30日まで新市の議員に在任する。なお、新市の議員定数は28人とする。
 事業に係る補助金、交付金等の取扱いでは、<1>2町1村で同一又は同種のものについては、制度の統一化に向け調整する<2>2町1村で独自のものについては、事業の実績を踏まえ、新市において市域全体の均衡を保つよう調整する。
 字名の取扱いは、原則として、「大字」を削除した名称に変更する。
 建設関係事業では、道路事業で<1>町村道は現行のとおり新市に引き継ぐとし、継続事業は新市において引き続き実施する。道路整備基準等・道路維持管理は、当面現行のとおりとし、新市において調整する。
 準用河川・公営住宅は、現行のとおり新市に引き継ぐものとする。
 都市計画マスタープラン等については、新市において新たに策定する。それまでの間は、現計画を新市に引き継ぎ運用する。
 都市計画区域、区域区分及び用途地域は、当面現行のとおりとし、新市において一体的なまちづくりを進めるために調整するものとする。
 都市計画道路、都市公園等の都市施設は、現行のとおり新市に引き継ぐものとする。
 「小美玉市」新市建設計画の主な概要は次のとおり。
【新市建設の基本理念】
▼住民主体のまちづくり
▼自立に向けたまちづくり
▼心ふれあうまちづくり
【新市の将来像】
▼人が輝く 水と緑の交流都市
【主要施策】
▼便利でゆとりある快適なまち(都市基盤)
 <1>都市計画の推進
◇都市計画マスタープランの策定
 <2>百里飛行場の民間共用化の推進
◇(仮称)空港テクノパークの整備
◇(仮称)空港公園の整備
 <3>道路ネットワークの整備
◇広域幹線道路整備事業
 ・小川町と美野里町と玉里村を結ぶ道路の整備
◇基幹市道整備事業
◇生活道路整備事業
◇新市サインシステムの導入
◇農道整備事業
 <4>公共交通の充実
◇公共交通確保対策事業
 <5>上下水道の整備
◇上水道の整備
 ・配水管布設工事
◇排水処理施設の整備
 ・公共下水道の整備
 ・農業集落排水の整備
 ・合併処理浄化槽の設置促進
 ○県事業
 <2>百里飛行場の民間共用化の推進
◇(仮称)空港テクノパーク整備事業
◇(仮称)空港公園整備事業
 <3>道路ネットワークの整備
◇一般県道百里飛行場線整備事業
◇一般県道紅葉石岡線整備事業
◇一般県道上吉影岩間線バイパスの整備
▼四季を感じる安心なまち(生活環境)
 <1>自然環境の保全
◇環境基本計画の策定
◇自然環境の活用・保全
 ・河川・霞ケ浦の水質浄化
 <2>基地対策の充実
◇基地対策事業
◇基地周辺生活環境整備事業
 <3>公園・緑地の整備
◇公園・緑地の整備
◇水と緑のネットワークの形成
◇(仮称)空港公園の整備
 <4>消防・防災体制の充実
◇地域防災計画の策定
◇消防施設の整備
 <5>防犯・交通安全対策の充実
◇防犯設備の拡充
◇道路・歩道の整備
◇交通安全施設の整備
 ○県事業
 <2>住環境の整備
◇地域環境整備事業(美野里地区)
 <4>公園・緑地の整備
◇(仮称)空港公園整備事業
▼ぬくもりにあふれる福祉のまち(保健・福祉)
 <1>児童福祉の充実
◇障害者(児)福祉施設の充実
◇バリアフリー化の促進
▼活力に満ちた創造のまち(産業)
 <1>農業・水産業の振興
◇農業生産基盤の整備
 <2>工業の振興
◇企業誘致の推進
◇(仮称)空港テクノパークの整備
 <3>観光ネットワークの整備
◇都市農村交流拠点の整備
 ○県事業
 <1>農業・水産業の振興
◇畑地帯総合整備事業(上小岩戸地区)
 <2>工業の振興
◇(仮称)空港テクノパーク整備事業
▼個性豊かな教育・文化のまち(教育・文化)
 <1>生涯学習活動の推進
◇生涯学習施設の充実
 <2>学校教育の充実
◇学校施設と教育内容の充実
◇給食センター建設事業
 <3>幼児教育の充実
◇幼稚園施設と教育内容の充実
 <4>スポーツ・レクリエーションの振興
◇スポーツ・レクリエーション施設の充実
 <5>文化財の保護
◇歴史の研究・文化財保護
▼みんなで育む自治のまち(コミュニティ・行財政運営)
 <1>行財政改革の推進
◇電子自治体の構築
 ○公共施設の整備統合=電子ネットワークの充実など必要な整備を図る。
 新市の庁舎は、当面既存庁舎を有効活用するとともに住民意向を踏まえ、新市の中央部を基本に新庁舎建設の検討を進める。
 (財)政計画
 ・歳出総額(平成17~27年度)=1766億1600万円
 ・普通建設事業費総額(同)=185億5500万円

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