業界記事

新たな建造物の登録文化財に県内22登録

2005-03-25

 18日に開かれた国の文化審議会で、本県関係では22件の建造物を新たに登録文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申された。対象建造物は「沼尻家住宅主屋」(つくば市)など。これにより、本県では196棟の建造物等が登録文化財となる。また、真壁町の登録棟数が104棟となり、全国の市町村で3番目となる(1位は京都市163棟、2位は愛知県犬山市110棟)。
 登録される建造物は次のとおり。〔名称の後は所在地(所有者)。時期は建設年代〕
【沼尻家住宅】
 つくば市金田38-1(沼尻俊一氏)。
◆主屋(江戸後期)=金田村組頭役を務めた旧家で、主屋は大規模な寄棟造、茅葺の平屋建て。南側のヒロマとトコノマの正面南側に1間幅の入側をもつ。
◆米蔵(明治初期)、蔵(明治中期)=切妻造、桟瓦葺、妻入の木造2階建て。米蔵は改装し喫茶店として活用。
◆長屋(大正初期)=切妻造、桟瓦葺の木造2階建て。現在は衣料品店舗。
【鈴木家住宅】
 真壁町大字真壁33-3(鈴木繁男氏)
◆表門(明治後期)=袖塀付の1間1戸薬医門。
◆土蔵(明治後期)=平入の重厚な2階建て。
【村上家住宅】
 真壁町大字真壁232(村上一男氏)
◆主屋(明治35年ごろ)=切妻造、平入の平家建ての店舗に座敷棟と台所棟が接続する。
◆離れ(昭和初期)=寄棟造の平屋建て、中庭を囲む要素がある。
◆土蔵(明治35年ごろ)=切妻造、平入の2階建て。
◆表門(明治初期)=1間1戸の薬医門。
◆石蔵(大正中期)=切妻造、平入の石造(大谷石)の2階建て。
【出川(でがわ)家住宅】
 真壁町大字真壁347(出川博子氏)
◆主屋(昭和12年)=通りに面して建つ2階建てで、背後に寄棟造の平屋建てが続く。
◆石蔵(昭和12年)=2階建てで、石材は花崗岩。
【増渕宥市(ますぶちゆういち)家住宅】真壁町大字真壁412(増渕宥市氏)
◆表門(昭和初期)=切妻造で、棟門・薬医門・腕木門を折衷した独特の造り。
◆土蔵(昭和初期)=切妻造、平入の2階建て。
【谷口義衛(やぐちよしえ)家住宅】
 真壁町大字桜井1(谷口義衛氏)
◆長屋門および主屋(明治初期、明治25年移築)=移築した長屋門の門口右手に下屋庇(げやひさし)を付けて店舗風に改造し、その背後に居住部を増築している。軒を3段の出桁(だしけた)造とするのが特徴。
◆土蔵(江戸末期、明治25年移築)=切妻造の2階建て。
【谷口(やぐち)家住宅】
 真壁町大字桜井373(谷口武一氏)
 谷口家は名主を務めた旧家で、明治以降は県内有数の器械製糸家であった。店舗・北袖蔵・南袖蔵・門の4棟は平成12年4月に登録されている。
◆主屋(明治初期)=寄棟造、平入の2階建てで、材質や造作は上質。
◆離れ(大正期)=2階建てで、2階に床・棚・平書院を備えた良質の大広間を設ける。
◆石蔵(大正初期、大正後期に増築)=もと2階建て、西面に煉瓦造の旧繭乾燥室を添える。石材は花崗岩で、1つ1つの石に面を取り、洋風の意匠を用いる精緻なつくり。
◆奥蔵(明治初期)=切妻造の平屋建てで、開口部が多い。
◆穀蔵(明治初期)=切妻造のたちの高い平屋建て。

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