業界記事

新規で表彰を導入/県マイは支給額増/18年度の新規事業を検討

2005-03-24

 県林業振興課は、17年度の事業概要説明会を22日、前橋市内で開催した。当日は、県内の受託建設業者らが多数参加し、県からは林業振興課の小林茂補佐と須川均専門技術員の2人が駆けつけ、説明を行った。17年度の事業で大きな変化があったのは、「県マイホーム建設資金利子補給制度(県マイ資金)」に特別割増が追加された事と、「ぐんま優良木造住宅表彰」が新規事業としてスタートする点。「杉百本家づくり推進事業(杉百本)」については、柱材・内装材ともに今年度から変更はなかった。
 説明は、まず小林氏から「県マイ資金」と新規事業の「ぐんま優良木造住宅表彰」について、続いて須川氏から「杉百本家事業」についてそれぞれ行われた。それぞれの事業概要は次の通り。
【県マイホーム建設資金利子補給制度】
同制度は、県産材の利用促進を目的に、ぐんま優良木材を構造材の60%以上使った新築住宅に対して、民間住宅ローンの利子を補助するもの。
 17年度から特別割増としてバリアフリータイプと、内装材にぐんま優良木材を利用した場合には利子補給対象額特別が250万円割増になり、最大利子補給対象額は1150万円、その結果最大利子補給額は、16年度の35万8800円から大幅に増加し63万4800円となる。
 バリアフリータイプは、指定審査期間の審査を受ける場合、住宅性能表示制度における高齢者等配慮対策等級2に適合する住宅、住宅金融公庫を利用する場合、公庫の基準金利適応住宅「バリアフリータイプ」またはバリアフリー住宅工事の割増融資の基準に適合する住宅が対象となり、利子補給対象額は250万円以内。特長としては、高齢者等配慮対策等級を2へ緩めたことで、これにより通路・出口に幅員や寝室・便所・浴室の面積などで規制が少なくなる。
 一方、内装材については、ぐんま優良木材を内装材として30㎡以上使用する住宅が対象で、バリアフリーと同様で特別割増となる利子補給対象額は250万円以内。
【ぐんま優良木造住宅表彰】
優良木材(県産木材)を利用して住宅を建設した施主、大工・工務店、設計士の3者を表彰し、県産木材のさらなる需要の拡大を図る。
 対象は前年度に建築した優良木造住宅のうち、材積、割合を重視し、県マイ資金の部、杉百本の部それぞれに最優秀賞各1本、優秀賞各2本、佳作各3本の計12本を予定している。申請期間は5月~6月で、現地審査が7月~8月、8月末頃までには最終審査を行い、表彰日は「木造住宅の日」(平成16年10月18日、日本木造住宅産業協会が設定)である10月18日を予定している。予算額は140万円を確保。
【杉百本家づくり推進事業】
同事業は、県内に持ち家住宅を建設する人を対象に、スギ材を無償提供するもの。柱材については、1本あたり2400円として24万円分まで、内装材は18万円分を上限としている。
 柱材・内装材とも内容については、今年度から変更はなしだが、柱材は17年度が最終年度となるため、18年度以降の柱材無償提供に変わる新規事業、あるいは継続となる場合は内容の変更についてなど事業展開について今年度は方向性を検討していきたいとした。
 同事業は、柱材・内装材ともに今年度は好評で、17年度も引き続きの事業展開を図りたい考えだ。
【ぐんま優良木材】
県内の森林から生産された丸太を製材し、乾燥したもので、ぐんま優良木材品質認証センターの認証を受けた製材工場で加工された木材。
 これまでは県マイ資金や杉百本などに利用される形が多く、認証制度としての自立が未熟ではないかとし、一定の品質を確保している木材としてブランド化を目指すような施策を17年度は検討していきたいとした。また、県境では、近隣の木材が県産材として認められないなどの問題も発生しており、解決に向けて検討を行いたいとした。

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