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新年度当初予算案概要/予算規模は2169億/災害復旧に220億

2005-03-23

 県土木部の新年度当初予算案の概要について掲載する。一般会計の予算額は2169億4230万2000円(対前年度当初比2・5%増)、特別会計ベースでの予算額は163億3115万2000円(同7・7%減)となった。注目は土木施設災害復旧費で、220億495万2000円を計上、前年度より約158億円の増加となった。新年度予算のポイントでは、被災地の本格的な復旧に全力で取り組むとともに県民が安全で安心して暮らせる「災害に強い県土づくり」を目指してハード・ソフト両面からの総合的な防災対策をはじめ、必要な社会資本の整備を着実に推進する方針。
 施策別の主要事業予算額及び概要は次の通り。※一般は一般公共事業、単独は単独公共事業
[安全で安心できる県土とくらしづくり]
◎被災地の復旧・復興に向けた支援
▽建設関係災害復旧費に203億9007万8000円(豪雨、台風、地すべり、地震等により被災した河川、海岸、道路等の公共土木施設を発生から3か年で復旧)。
▽河川災害復旧助成事業に43億8616万4000円(一般。水害を踏まえ抜本的な再度災害防止対策を行う。対象は五十嵐川、刈谷田川ほか2河川)▽河川災害関連費に5億4591万3000円(一般。水害を踏まえ抜本的な再度災害防止対策を行う。対象は五十嵐川、刈谷田川ほか2河川)▽道路災害関連費に1億1000万円(一般。中越大震災による被災箇所復旧に際し、被災前より高規格の施設を整備することで抜本的な再度災害防止を図る。対象は羽黒トンネル)▽河川災害復旧関連緊急事業に23億円(一般。水害の抜本的な再度災害防止対策として上流部の災害復旧等と併せ下流部において短期集中的に河川整備を行う。対象は刈谷田川)▽砂防・地すべり激甚災害対策特別緊急事業に3億5000万円(一般。土石流や地すべり災害発生箇所の対策工事を実施。対象は砂防が長岡市浦瀬川ほか2か所、地すべりが栃尾市沢口地区ほか3か所)▽災害被災者住宅復興支援事業に74億3101万7000円(災害被災者の住宅再建を円滑に行うため利子補給及び低利の上乗せ融資を行う)▽災害公営住宅建設費補助金に5億400万円※新規(災害公営住宅を整備する市町村に対しその一部を補助する。対象は山古志村、川口町ほか)▽がけ地近接等危険住宅移転事業に2970万9000円(危険住宅の移転促進に向け補助金を交付)
◎河川・ダム整備の推進
▽広域河川改修に96億4299万2000円(一般。災害の未然防止を図るために行う基本的な防災事業で計画的に河川整備を行う。対象は新井郷川ほか25河川)▽床上浸水対策特別緊急事業に16億円(一般。才歩川で短期集中的な河川整備を行う)▽治水ダム事業に7億1558万円(一般。対象は鵜川ダムほか2ダム)▽河川総合開発事業に35億4110万7000円(一般。対象は広神ダムほか3ダム)▽堰堤改良に7億4737万3000円(一般。ダム管理施設等の改良及び防災情報システムの機能拡充を行う。対象は刈谷田川ダムほか3ダム)▽河川施設補修に4億8100万円(単独)▽河川整備に7億2250万9000円(単独。築堤護岸などの改修)▽都市周辺河川機能緊急整備に1億4699万8000円(単独。対象は通船川ほか)▽都市周辺河川浸水対策事業に1億7895万3000円(単独。乙吉川ほかで河積狭小、堤防高不足を緊急に解消)▽水面に映るふるさと整備事業に1億583万8000円(単独。二田川の狭隘箇所を緊急に改修)▽河川維持に13億5733万8000円
◎土砂災害、雪崩対策の推進
▽砂防事業に53億388万8000円(一般。対象は阿賀野市折居川ほか97か所)▽地すべり対策に31億5500万円(一般。対象は糸魚川市青ぬけ地区ほか81か所)▽急傾斜地崩壊対策に10億2600万円(一般。対象は加茂市金剛谷地区ほか23か所)▽雪崩対策に4億7020万円(一般。対象は魚沼市上堰地区ほか7か所)▽砂防工事に1億4580万8000円(単独。対象は上越市湯ノ川ほか)▽砂防設備修繕に2144万9000円(単独。対象は新井市万内川ほか)▽地すべり防止工事に1億2016万5000円(単独。対象は佐渡市徳和地区ほか)▽急傾斜地崩壊防止工事に3954万円(単独。対象は寺泊町荒町地区ほか)▽集落雪崩対策に2090万6000円(単独。対象は津南町小島地区ほか)▽土砂災害防止対策基礎調査に2億13万4000円▽地すべり防止区域管理費(地すべり巡視員設置)に3567万6000円
◎災害に備えた警戒避難体制の充実
▽河川情報基盤緊急整備事業(浸水想定区域等調査分)に4000万円※新規、一般▽ハザードマップ周知促進事業に900万円(ハザードマップ作成のための調査・解析を行う)
◎海岸の保全
▽海岸侵食対策に19億3800万円(一般。対象は金衛町海岸ほか12海岸)▽海岸整備工事に5622万2000円(単独。対象は相川海岸ほか)▽上越地域海岸緊急整備事業に15億3100万円(単独。直江津海岸拡張に伴い突堤等の整備を行う)
◎交通安全の推進
▽交通安全施設費に27億9000万円(一般。通園通学路等を中心に歩道整備、交差点改良等を行う)▽橋りょう補修に3億7800万円(一般)▽道路安全施設費に15億4497万2000円(単独)▽橋りょう補修・震災対策分に3億5983万3000円(単独。落橋防止などの補修・補強を行う)▽舗装道補修に28億7676万7000円(単独)
◎住宅の耐震改修の推進
▽新潟県耐震改修推進事業に453万6000円※新規(雪国特有の住様式で手軽に耐震化できる工法や経費のかからない工法を検討し、普及啓発を図る)
[人・物・地域をつなぐ交通ネットワークづくり]
◎高速交通ネットワークの整備
▽地域高規格道路整備計画調査費に6500万円(対象は、上越魚沼地域振興快速道路の上越市~十日町市間の概略ルート検討、松本糸魚川連絡道路の糸魚川市における概略ルートの検討)
◎住みよい地域を支える道路の整備
▽道路改築費に163億3372万5000円(一般。西小千谷バイパス、空港アクセスほか)▽災害防除施設費に7億7300万円(一般。道路防災総点検を踏まえ、落石等の危険箇所を解消)▽防雪対策道路費に11億5000万円(一般。雪崩防止施設、地吹雪防止施設、消雪パイプ等を整備)▽緊急地方道路整備費に116億5832万2000円(道路・臨時交付金事業。対象は貝野バイパス、大曲拡幅ほか)▽一般道路改築費に12億2070万3000円(単独)▽地方特定道路整備費に38億8074万6000円(単独。対象は小浮バイパス、光ケ原バイパスほか)▽ふるさとづくり道路事業に8億9145万5000円(単独)▽道路防災対策費に1億4151万円(単独。落石等の危険箇所を解消)
◎交通政策の推進
▽新潟駅周辺整備事業に1億3950万円(一般。JR信越本線等新潟駅付近連続立体交差事業の延長2・5km区間の着工準備)▽高度道路交通システム(ITS)整備事業に2500万円
[都市における快適なくらしづくり]
◎やさしさとうるおいのある都市空間の創出
▽街路事業に9億3958万2000円(一般。対象は小千谷柿崎線ほか5か所)▽公園整備費に21億2700万円(鳥屋野潟公園に14億7700万円、奥只見レク都市公園に3億6000万円、紫雲寺記念公園に1億5000万円、大潟水と森公園に1億4000万円)▽土地区画整理組合補助金に4200万円(西新発田駅前組合ほか2組合)▽緊急地方道路整備に84億7512万円(臨時交付金事業・街路。対象は街路事業で小島下所島線ほか31か所など)▽街路整備費に2億242万7000円(単独。対象は中央通り線ほか26か所)▽地方特定道路整備事業費に4億5379万7000円(街路・単独。対象は大石吉水線ほか16か所)▽公園整備費に6億548万1000円(単独。聖籠緑地に4億円など)▽都市計画区域(再編)策定費に500万円※新規(土地利用など現況分析、基本方針取りまとめ)▽市街地再開発事業補助に6536万円(長岡市大手通中央西地区ほか1地区)▽中心市街地活性化土地区画整理事業に1億7760万6000円(新発田駅前地区ほか2地区)▽まちなみ空間創出整備支援事業に1226万6000円
◎ゆとりと住まいづくり
▽公営住宅建設費に5億5007万1000円(一般。子安住宅ほか)▽既設公営住宅改善費に1億7900万7000円(一般。早通南住宅改善)▽住宅マスタープラン改定事業に130万円※新規▽持家住宅建設資金貸付金に123億3370万1000円▽住環境整備費に1488万円
[個性豊かな地域づくり]
◎価値を高める地域づくり
▽ふるさと新潟の顔づくり事業に1億1012万6000円(単独)▽美しいまちづくり推進事業に250万4000円※新規(景観計画策定に向けた基礎調査)
[雪の中での豊かなくらしづくり]
◎雪に強いまちづくりの推進
▽除雪機械購入に8億20万8000円(一般)▽雪対策ダム事業に2358万円(一般。対象は儀明川ダム、晒川ダム)▽辺地道路費に3億474万6000円(単独)▽雪寒施設整備費に2億4576万7000円(単独)▽道路融雪施設補修に19億5000万円(単独)▽克雪対策河川機能整備に3195万6000円(単独)▽克雪対策砂防設備改良事業に228万4000円(単独。対象は中里村砥沢川)▽道路除雪費に64億3052万8000円(車道除雪延長5170・3km。うち歩道除雪が3億8071万1000円で歩道除雪延長1225・5km)
◎雪に強い住まい・環境づくりの推進
▽克雪住宅環境整備支援事業に8887万7000円
[地球にやさしい環境共生の社会づくり]
◎豊かな水環境の創造
▽河川環境整備費に1億6100万円(一般。鳥屋野潟の汚泥浚渫)▽海岸環境整備費に1億5300万円(一般。対象は窪田海岸ほか2海岸)▽ふれあいのなぎさ整備費に929万4000円(単独)▽ふるさとづくり海岸事業費に9791万4000円(単独。名立海岸)▽鳥屋野潟浄化費に2519万2000円▽通船栗ノ木川浄化費に2598万円
▽流域下水道公共工事費に79億7940万円(一般。信濃川下流流域に7億9000万円、魚野川流域に1億3500万円、阿賀野川流域に28億8300万円、西川流域に37億2940万円、国府川流域に4億4200万円)▽流域下水汚泥処理事業費に6億4800万円(一般)▽流域下水道県単工事費に7809万4000円(単独)
◎自然と共生した社会づくり
▽土木施設県産材使用促進事業費に2559万8000円(単独)
[建設業の振興]
▽建設産業構造改善・新分野進出支援事業に600万円▽CALS/EC推進事業に5857万6000円
[県民起点の建設行政の推進]
◎透明で効果的な社会資本整備の推進
▽公共事業企画調査費に3908万1000円▽用地先行取得費に債務負担行為で4億1500万円
◎県民参加による建設行政の推進
▽うるおいの新潟創成事業に1億3283万7000円(単独)▽うるおいの郷土はぐくみ事業に300万円▽社会資本のユニバーサルデザイン研究事業に63万5000円(「ユニバーサルデザイン・ガイドライン」の策定)

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