業界記事

県版標準ディティール作成/防水等6種23項目

2005-03-17

 県土整備部は建築物の改修に際し各部位ごとの標準的な設計マニュアルをまとめた「建築改修設計ディティール」を作成した。具体的には防水、バリアフリー、耐震補強、外部、内部、その他の6種23項目の改修工事を定めている。各項目としては平場、スロープ、ブーレース補強、屋上ヘリサイン表示などの各部位ごとに対しての標準的な設計仕様を盛り込んでいる。これまで国が定めていたディティールを使用していたが、県有施設に見合いかつコスト縮減に配慮し作成した。17年度から用いてくいく。
 建築改修設計ディティールは、今年度の工事から標準部位を抽出し、事例集を作成した。さらにその事例集から「標準」の基図を抽出したところ7種32項目で152図となった。ここから絞り込み、最終的には5種23項目29図の埼玉県バージョンの「標準ディテイール」をまとめた。
 作成作業は、営繕課建築第2担当の對崎主幹をグループリーダーとする3人に課長、副課長らがアドバイザーとなり16年11月に着手し2月末までにまとめたもの。
 具体的に6種とは<1>防水改修工事<2>バリアフリー改修工事<3>耐震補強改修工事<4>外部改修工事<5>内部改修工事<6>その他となっている。
 次に23項目は各標準的な部位を抽出している。防水改修工事では平場、パラペット、トップライト、屋上手すり、設備配管基礎、受水槽基礎の6項目。
 バリアフリー改修工事では、外部スロープ、内部スロープ、1階渡り老化段差解消、2階渡り廊下改修、自動ドア、車椅子対応トイレが2項目、内部階段手すりの計8項目。
 耐震補強改修工事は、柱鉄板巻き、開口閉鎖、ブレース補強、新設壁補強が2項目、スリットの6項目。
 外部改修工事は外部改修の1項目、内部改修工事は木質化改修の1項目、その他では屋上ヘリサイン表示の1項目ずつを設定している。
 また、29図とは既存の図面で各部位の改修箇所を指摘し、改修後はこうなるといったようにそれぞれの改修にあたっての標準的なマニュアルを盛り込み、また、その際コストが1・○倍になり採用の場合は検討も必要と細かな注意書きも添えていることが特徴。
 県ではこれまで社団法人・公共建築協会が定めた「建築工事標準詳細図」を利用していた。しかし、国の施設と種類や規模などが多少相違もあることから、県有施設の改修に際しては独自のバージョンを今年度作成することになった。
 作成にあたっては、「今日、明日にも使える標準図集とすること」さらには「当然コスト縮減も見据えた」と對崎主幹はコメント。
 また、今回はこれで終わりではなく「スタートにすぎない」とし、ベースとしながらも時代とともにまたニーズとともに新たな項目を付け加えながら見直し・修正をかけていく方針。早速、17年度から改修工事には適用させる。

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