業界記事

水戸市定例会議が開会/加藤浩一市長提案説明-その1-

2005-03-16

 平成17年第1回水戸市議会定例会の開会に当たり、はじめに、去る2月1目に、水戸市と内原町との合併が両市町議会の議員各位並びに関係各位の並々ならぬ御尽力により実現いたしましたことに対し、深甚なる感謝の意を表するものであります。私は、他の範となり、市民の皆様の期待に応えるよう、一体的なまちづくりを推進しながら、水戸市第5次総合計画に基づき、新しい水戸市の一層の飛躍を目指してまいる所存であります。それでは、第5次総合計画の施策の大綱に基づく、五つの柱に沿って、市政における基本的施策の方向と平成17年度における主要施策について申し上げます。
●主要施策の概要
1 元気で活力にあふれ、人が生き生きと交流するまちづくり
(1)魅力ある都市機能の充実
 私は、これまでの歴史からも、将来に向けても、水戸市が、県都として、地方中核都市圏のリーダーとして、人、物、情報が多彩に交流する、魅力ある元気な都市でなければならないと考えております。
 そのため、50万都市構想の視点に立ったグランドデザインを念頭に置きながら、行政、商業・業務、観光、教育、文化など、様々な都市中枢機能の充実強化を図るとともに、中心市街地の再生や拠点の整備、交通体系の強化に努めてまいるものであります。そして、水戸市の魅力づくりを推進するとともに、合併推進体制を強化し、広域合併に向けた取組に努めてまいります。
 中心市街地の活性化につきましては、多様な機能が集積する活気あふれるまちとしての再生を目指し、総合的な施策の展開に努めてまいります。それぞれの地区の特性を生かした個性豊かな商店街づくりに向け、商工会議所などの関係機関と連携を図りながら、街中にぎわいづくり等のTMOにおける事業を支援するとともに、商店街団体が実施する販売促進事業等の取組を促進してまいります。また、空き店舗総合対策として、チャレンジショップの開設や改装に対する補助を行うなど、様々な施策の展開を図るとともに、「みと黄門元気塾」を通した経営指導等により、中心市街地で起業・創業の意欲のある新たな事業者の育成を支援してまいります。さらに、関係機関と一体となり、新たな戦略的施策の検討を進めてまいります。
 また、にぎわい、交流の創出に向けた拠点づくりとして、泉町1丁目における南地区の市街地再開発事業を促進し、来年春の再開発ビルのオープンを目指すとともに、北地区の事業化への取組を支援し、南北一体のまちづくりを進めるほか、大工町1丁目地区の事業化を促進してまいります。南町・県庁跡地周辺地区については、歩いて楽しめるまちなみの形成を目指し、地元組織と連携を図りながら、くろばね通りの整備などを進めてまいります。水戸駅南口周辺地区については、引き続き、都市再生機構による土地区画整理事業や来春完成予定の拠点施設の整備を促進するなど、県都の新たなシンボル空間の創出を目指してまいります。
 拠点の形成、機能強化につきましては、赤塚駅周辺地区において、南北一体のまちづくりに向けた都市基盤の整備を進めるなど、市街地西部地区の拠点としての機能充実に努めてまいります。内原駅周辺地区については、駅北の土地区画整理事業を推進し、商業、文化、レジャーなど、複合的な機能を持つ新たな拠点の形成を進めてまいります。また、旧・浄化センター等計画地については、多目的広場としての活用を図りながら、公園等としての活用に向けた検討を進めてまいります。
 総合交通体系の確立につきましては、主要な国・県道の整備を促進しながら、交通ネットワークの形成を推進するとともに、都市交通の円滑化に向けた検討を進めてまいります。また、高齢者や障害者等にやさしい歩行者空間の創出に努めながら、バリアフリー環境の実現を目指してまいります。
 高度情報化の推進につきましては、ITを活用した利便性の高い行政サービスを提供するため、電算基幹業務システムの再構築や市民会館の受付管理システムの導入、電子入札システムの試行を進めるなど、電子市役所の確立を目指してまいります。
(2)活力あふれる産業の振興
 水戸市の経済的基盤の確立を図るため、私は、社会経済環境の変化に柔軟に対応し、高い競争力を発揮できる各種産業の持続的な発展に向けた取組を推進しながら、地域経済の活性化による活力にあふれる都市の構築を目指してまいります。
 そのため、人々が交流し、にぎわう観光のまちづくりに向け、現在策定を進めている新観光基本計画に基づく各種施策を展開してまいります。多様化する観光ニーズへの対応を図るため、市民、行政、各種団体等による協議会を設置し、総合的な調整や連携による効果的な事業展開に努めるとともに、保和苑を中心としたロマンチックゾーン周辺整備の基本計画策定や水戸黒などの歴史的資源の観光への活用など、新たな観光資源の創出に向けた取組を推進してまいります。また、重要な観光資源を有する近隣市町村との連携による広域的観光ルートの創設を図るとともに、観光ボランティアの育成と活用などにより、まち全体のホスピタリティの高揚に努めてまいります。さらに、関係機関との連携のもと、梅まつりや水戸黄門まつりをはじめとする各種まつりの実施内容の一層の充実に努めるとともに、魅力と個性にあふれる新たなイベントの創出に向けた取組を支援するほか、観光協会等との連携を図りながら、黄門さまキャラクターを様々な機会を通して活用するなど、幅広く、観光PR活動を展開してまいります。
 商業につきましては、商店街団体が実施する環境整備事業や販売促進事業等への支援を行うなど、地域の特性を生かした個性的で魅力ある商店街づくりを進めてまいります。また、中小規模の商店の経営基盤を強化するため、事業資金の融資あっせん・支援を行うとともに、自治金融など融資制度の利用促進に努めてまいります。
 農業につきましては、現在策定を進めている新農業基本計画に基づき、安全・安心で良質な農産物の安定供給に向けた各種施策を展開してまいります。生産性の向上と効率的な作業環境の確保を図るため、ほ場や用排水路等、農業生産基盤を整備するほか、農業公社を中心として、農地の利用集積や労働力の確保を支援するとともに、各種融資制度の利用促進を図るなど、経営感覚に優れた農業者の育成に努めてまいります・また、水田農業経営の安定と発展を目指し、地域水田農業ビジョンに基づき、消費者・市場の需要に即応した米づくりへの支援を推進してまいります。さらに、地域の農作物を活用した特産品の加工施設の整備を促進するなど、農作物のブランド化を進め、高付加価値化を図るとともに、農薬等の使用削減による安全で新鮮な農作物づくりを促進しながら、地産地消の拡大に努めてまいります。農業集落排水事業については、引き続き、藤井・岩根・成沢地区、下大野上大野地区、平須地区において整備を進めるとともに、新たに内原北部地区において事業化を図るほか、金谷地区農村下水道の地元管理組合による再整備を促進してまいります。
 工業につきましては、ISO認証取得や新製品・新技術開発、既存工業関連施設利用の支援を進めるなど、高い競争力と効率性を発揮できる工業の振興を図ってまいります。
 流通につきましては、卸売市場において青果買荷保管積込所の整備を進めるなど、生鮮食料品等の流通拠点として、より一層の機能の充実に努めてまいります。
 新たな産業の育成に向けましては、生産設備新設等に対する支援を進めながら、多様な企業・事業所の立地促進に努めてまいります。
 勤労者環境につきましては、勤労者福祉サービスセンターにおいて、多様化する利用者ニーズに対応しながら、各種事業内容を更に充実させるなど、勤労者福祉の増進に努めてまいります。また、関係機関との連携を図りながら、若年者等の雇用促進に向けた就職相談会や面接会を開催するほか、引き続き、中高年齢者職業相談コーナーにおける職業相談を実施するなど、厳しい雇用情勢に対応した就業機会の確保への取組を推進してまいります。
(3)水戸の歴史、芸術・文化の振興
 私は、これまで培われてきた歴史、そして、水戸市特有の文化をはじめとした水戸らしさを大切にし、それらを軸とした新たな交流を創出してまいりたいと考えております。
 そのため、歴史的資源の活用につきましては、先人の遺した貴重な文化財などの保護、保存に努めるとともに、歴史を生かしたまちづくりや観光面での活用に向け、台渡里廃寺跡や吉田古墳の調査等を進めてまいります。
 芸術・文化の振興につきましては、多くの市民が参加する水戸市芸術祭をはじめ、水戸市文化振興協議会を中心とした各種事業活動を支援するとともに、優れた芸術・文化の鑑賞の機会や発表の場を提供するほか、水戸を発祥の地とするオセロの振興に向けた取組等を積極的に推進してまいります。水戸芸術館については、「まちの中へ、人の心に」の理念のもと、市民参加や中心市街地と連携した事業を実施するなど、市民に親しまれる運営の充実を図ってまいります。また、地域の財産である水戸ホーリーホックについて、ホームタウン推進協議会を通した支援活動の充実に努めてまいります。

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