業界記事

縮減率は2・1%以上に/予備設計で効果大/設計総点検結果示す

2005-03-09

 県土整備部は5県土整備事務所で実施した「設計総点検」の試行結果をまとめた。トータルで48件実施、コスト縮減額1億4062万円、縮減率2・12%を達成した。発注段階別では予備設計段階では4・07%の縮減率、工事発注段階では3・04%を縮減した。今後検証を行い、設計総点検要領を見直し修正をかけ、本要領を策定する。17年度からは企業局、農林部など県すべての発注部に対しても本要領に基づいた設計総点検を実施するよう働きかける。
 設計総点検は国土交通省で14年度から実施し、県でも今年度から朝霞、東松山、熊谷、川越、飯能の5県土整備事務所を対象に試行に取り組んだ。
 事務所ごとに順番に見ていくと、朝霞県土は予備設計と詳細設計を各1件実施した。予備設計では縮減額200万円、縮減率2・88%、詳細設計では48万円で縮減率0・96%となった。
 川越県土では、詳細設計を1件で縮減額1000万円、縮減率が10%に達した。施行段階では5件行い、コスト縮減はならなかった。トータルで6件の実施、縮減率は1・68%。
 飯能県土では予備設計1件、縮減額1743万円、縮減率7・81%。詳細設計においては7件実施、縮減額5390万円、縮減率2・66%。工事発注段階では3件、縮減額7812万円、縮減率5・9%。施工段階では3件の実施で94万8000円の縮減、縮減率は1・02%。合計は14件で8009万円、3・23%となった。
 東松山県土では、予備設計は4件、500万円の縮減、縮減率0・55%。詳細設計では7件を行った結果、34万円の0・03%の縮減率。工事発注段階では、3件実施し、283万5000円、縮減率1・78%。施工段階では、4件を行い、コスト縮減は実現できなかった。トータルは18件を対象に、817万5000の縮減額、縮減率は0・31%だった。
 最後に熊谷県土は、予備設計1件、3987万5000円、縮減率は10・35%を達成した。詳細設計は4件でコスト縮減は達成していない。工事発注段階と施工段階では、2件と1件をそれぞれ実施し、結果はコスト縮減につながらなかった。トータルは8件で3987万5000円、縮減率5・08%。
 各段階ごとの合計結果は、予備設計では7件、6430万5000円、縮減率4・07%。詳細設計は、20件を実施したところ6472万円、縮減率は1・83%。工事発注段階では8件、1064万7000円、縮減率は3・04%。施工段階では13件を行った結果、94万8000円、縮減率は0・08%になった。
 合計は48件を試行し、1億4062万円の縮減額を実現し、縮減率は2・12%となつている。
 担当課では、検証を行った上で今回の試行要領を見直しする。バージョンアップし設計総点検本要領を定め、できれば県庁の全発注部で進めるようにしたいとしている。

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