業界記事

渡辺竜一市長提案説明-その1-

2005-03-09

 本年は、新市誕生後、初めての当初予算編成になります。このため、常陸太田市総合計画はもとより、新市建設の基本方針である「いつまでも健康で安心して暮らせるまちをつくる」・「地域間交流を促進し、地域資源を活かした活力ある産業のまちをつくる」・「自然にやさしく人と自然が共生するまちをつくる」・「歴史に学び、かがやく未来のまちをつくる」・「利便性が高く快適で美しいまちをつくる」・「市民・企業・団体と行政が協働するまちをつくる」の6つの行動理念に沿って、新市総合計画策定事業、児童クラブの新規開設事業、天下野診療所及び里美歯科診療所建設設計事業、マンモグラフィ集団検診事業、新山村振興特別対策事業、中心市街地活性化基本計画策定事業、非常備消防施設整備事業、里美中学校建設事業、学校給食センター建設に係る設計事業など4つの地区において様々な事業を行ってまいります。
 まず、第1は、健康で安心していきいきと暮らせるまち、についてであります。
 ひとり暮らしの高齢者の方々が安心して暮らしていただくために、緊急通報体制整備事業など、在宅福祉のサービスに努めてまいります。
 また、社会福祉法人等による施設整備に対して支援を行うなど、多様な福祉サービスの提供ができる環境づくりを引き続き進めてまいります。
 放課後児童クラブにつきましては、新たな開設に努めるとともに、引き続き事業の充実に努めてまいります。
 また、地域医療の充実を図るため、天下野診療所・里美歯科診療所の施設改築を進めるとともに、総合病院誘致期成同盟による県北西部地域中核病院建設事業に対して支援を行います。
 第2は、自然を活かし快適に暮らせるまち、についてであります。
 市民の生活に安らぎとうるおいをもたらす快適な生活環境、特に、環境保全の視点に立った自然と調和した緑豊かな美しい「ほっとするまちづくり」を目指してまいります。
 市街地整備につきましては、常陸太田市都市計画マスタープランにうたわれた将来ビジョンを計画的に具現化し、豊かな自然・歴史・文化を活かした魅力あるまちづくりに努めてまいります。
 具体的施策といたしましては、鯨ケ丘の歴史的景観を活かした街なみ環境整備事業を引き続き推進いたします。新市の玄関口となる常陸太田駅周辺地区については、整備計画の見直しを進めます。また、県道日立笠間線の木崎稲木ルートや滝坂土地区画整理事業の促進も図ってまいります。
 国土調査事業の推進につきましては、土地の正しい実態を明らかにし、土地利用の高度化、合理化を図るために平成17年度は、木崎一町の0・11k㎡の国土調査事業を進めてまいります。
 道路行政につきましては、合併によりまして本市は県内第一位の広さとなり、地域間交流を促進し活力あるまちづくりを目指すうえで、より重要なものとなっております。
 このため、市民生活の基盤となります道路整備を一層推進いたします。国道や県道等の幹線道路につきましては引き続き広域的な道路ネットワーク拡充のため整備促進を図ります。
 市道につきましては、身近な生活道路であるため高齢者や障害者にやさしく・安全で・快適な・ゆとりあるものとすることを考慮し整備を進めます。地方道路整備臨時交付金事業として幡・田渡幹線、里野宮・白羽線、西河内幹線、高柿・千寿(せんず)線を整備し、安全快適なみち緊急整備事業として沢目・内田線及び塙坂交差点の改良整備を引き続き進めてまいります。また、電源立地促進対策交付金事業として新宿・磯部線の整備を進め、さらに県過疎代行事業として天下野・東染線、七反(しちたん)・田代(たしろ)線の整備を進めてまいります。
 上水道事業につきましては、企業経営の健全化を基本姿勢とし、今後の水需要の動向等を的確に把握しながら、第8次拡張事業として、大森町地内に配水池の新設など、引き続き着実な推進を図ってまいります。
 また、常陸太田地区、金砂郷地区ともに、現有施設の効率的な運営と施設の更新などの整備を進め、安全でおいしい水の安定供給に努めてまいります。
 簡易水道事業につきましては、施設や配水管等の計画的な整備を行い、水需要の増加に対応した運営と安定した飲料水の供給に努めてまいります。
 公共下水道事業につきましては、市民の快適な生活環境をつくるとともに公共用水域の水質保全のため、那珂久慈流域下水道と連携を図り、公共下水道の整備を進めてまいります。引き続き天神林・大森町の一部について管渠(かんきょ)を整備し、市民の理解を得ながら、下水道への加入促進と普及率の向上に努めてまいります。さらに、平成17年度中には市街化調整区域を含めた事業認可の整備拡大を予定しております。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、平成15年度処理場建設工事に着手し、平成19年度供用開始に向け、引き続き管理棟・汚泥棟の整備を行い、管渠については、久米・芦間・和田・松平町の一部について整備を進めてまいります。
 農業集落排水補助事業につきましては、農村地域の生活環境の改善・農業用用排水の水質保全及び排水施設の機能維持を図るため積極的に推進してまいります。中野・小島地区につきましては、平成19年度供用開始に向け、引き続き管路施設整備を進め、平成17年度より処理施設整備に着手いたします。
 市営住宅につきましては、ストック総合活用計画に基づき、計画的な建替えや改善を実施し、健康的で豊かな居住環境を確保しつつ、高齢者や障害者にも配慮した良質な住宅の提供に努めてまいります。
 し尿と雑排水を合わせて処理する合併処理浄化槽設置事業につきましては、引き続き普及を促進し、生活排水対策を進めて水質浄化に努めてまいります。さらに、里美地区の戸別合併処理浄化槽設置整備事業につきましても引き続き推進してまいります。
 瑞竜霊園・玉造霊園・松平墓地・折橋霊園などの墓地につきましては、市民の墓地需要に応じるとともに墓所の環境美化に努めてまいります。
 交通安全対策につきましては、平成17年度までの交通安全啓発に関する施策を定めた常陸太田市交通安全計画に基づき、交通事故から市民の生命を守るため、警察署をはじめとする各関係機関と連携を図り、街頭立哨指導、巡回パトロール、各種交通安全教室などを開催し、交通安全意識の高揚と交通安全啓発に努めるとともに、子どもや高齢者、障害者など交通弱者にやさしい交通安全施設の整備を図ってまいります。
 また、引き続き消防施設整備計画による資機材や水利施設の整備をはじめ、年々増加する救急需要に対応するため、救急高度化推進計画に基づく救急救命士を養成し、円滑な救急業務を推進してまいります。
 また、防災行政無線につきましては、各地区に整備してありますシステムの統合と現在未設置である里美地区の整備を目的に設計委託を行い、統一した運用ができる体制を構築してまいります。
 第3は、地域の魅力を活かした活力あるまち、についてであります。
 具体的な事業といたしましては、水府、里美地区の穀物乾燥調整施設整備に対する補助事業、金砂郷地区は畑作物の中心品目で、かつ転作作物としての主力品目である大豆の作付面積の拡大を図り、地場産業対策として青大豆の加工施設整備に取り組みます。
 中山間地域につきましては、農業生産活動が継続的に行われることで、耕作放棄の発生防止と農業の多面的機能の確保を目的とした中山間地域等直接支払制度を引き続き活用してまいります。
 畜産については、環境保全と家畜排せつ物の良質な堆肥化等を促進する畜産バイオマス計画を検討してまいります。
 林業につきましては、森林の作業道確保等の活動に対する支援や森林施業(せぎょう)を持続的に行うことで、森林の多面的機能を維持することを目的とした森林整備地域活動支援推進交付金制度を引き続き活用してまいります。
 また、適切な森林管理のため、林道の整備を進めるとともに広域的な林道である奥久慈グリーンラインの整備を促進してまいります。
 さらに、豊かな自然環境と木材産業の健全な発展を図るため、地域の実状に応じた森林バイオマスの総合的な利活用を推進します。
 農業生産基盤の整備につきましては、農地の荒廃を防止するとともに維持管理を容易にするため、県単土地改良事業を活用しながら農道改良、用排水路改修等を進めてまいります。
 県北東部地区広域営農団地農道整備事業の推進につきましては、未着工となっている上大門町から西河内下町までの区間及び町屋町地区の早期完成に向け、国・県に対し要望活動を積極的に行ってまいります。
 商業につきましては、経営の近代化や魅力ある商業の育成のために、商工会や商店会と連携し、その活性化に努めてまいります。
 中心市街地にあります商店街につきましては、賑わいを取り戻すための事業や空き店舗利用の自主事業など、商店会が計画する商店街活性化事業に対して支援を引き続き行ってまいりますとともに、「中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律」を踏まえた「中心市街地活性化基本計画」の策定を行い、今後の商業等の活性化に関する事業を民間活力の活用を図りながら、各種施策を総合的かつ一体的に推進する環境を整え、活性化の推進に努めてまいります。
 工業につきましては、小規模経営の事業所が大部分を占め、事業所・就業者数ともに減少傾向にありますが、商工会や事業所及び関係団体と連携して経営基盤の安定と向上に努めてまいります。
 そのため、国・県の制度資金の活用や自治金融等の融資あっせんを行います。
 さらに、市内の建築関連事業の中小事業者に対する経済対策の一つとして、住宅リフォーム助成制度に引き続き取り組み、地域経済の活性化を推進してまいります。
 工業団地につきましては、景気の低迷により、企業の設備投資が減退し、企業進出が難しい状況ではありますが、地域経済の振興を図るため、引き続き県開発公社等の関係機関と連携し、優良企業の誘致に努めてまいります。
 また、工業用水道事業につきましても、施設の適正な維持管理に努め、立地企業への安定的・計画的な供給を行うとともに、経営の健全化に努めてまいります。
 第4は、個性豊かなキラキラと輝く元気なまち、についてであります。
 文化財につきましては、一昨年より実施してまいりました水戸藩主徳川家墓所瑞竜山の詳細調査の報告書を作成し、国指定申請事務を進めるほか、国指定重要文化財・木造薬師如来坐像の保存修理を2か年実施してまいります。また、昨年の合併を機会に、市内の文化財マップを作成し歴史的遺産等の活用を図るとともに、主な文化財を郷土資料館の特別展で展示紹介してまいります。
 なお、郷土資料館につきましては、新市全体の歴史や自然に関する資料等の展示や、保存が可能な博物館としての整備を検討してまいります。
 体育施設につきましては、山吹運動公園をはじめとする各施設の適正な管理と利用促進に努めてまいります。施設の整備につきましては、水府海洋センターのプールについて屋根シートの張替え工事を行うとともに、引き続き山吹運動公園野球場の改修とテニスコートの修繕を進めてまいります。
 学校における情報教育の充実を図るため、パソコンの計画的整備を図ってまいります。2か年計画の2年次として、西小沢小ほか5校のパソコン教室におけるパソコンについて1人1台、普通教室に各2台の整備を行います。

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