業界記事

健康増進館建設等盛る/「鉾田市」誕生目指す

2005-03-08

 旭村・鉾田町・大洋村の鹿島郡3町村は3日、合併協定調印式を鉾田町烟田のロイヤルプラザニュー麻生で開いた。鬼沢保平鉾田町長、小橋隆三大洋村長、酒井長敬旭村長の3首長は、橋本昌県知事の立ち会いのもと協定書に署名調印した。今後、合併日までに3町村間で詰めの調整を進め、今年10月11日に新市「鉾田市」が誕生する。新市建設計画「市まちづくり計画(平成17~27年度)」によると、計画期間内の普通建設事業費に総額229億800万円を見込み、(仮)旭健康増進館や学校給食センター、図書館、文化複合施設、付属庁舎の建設をはじめ、公共下水道・農業集落排水及び浄化槽市町村整備や幹線道路、河川整備などの都市基盤整備を推進する。
 合併協定調印の式典には、特別立会人の橋本昌県知事や来賓の額賀福志郎参議院議員をはじめ、多数の関係者が出席した。
 これまでの経過報告、合併協定書の内容について説明があった後、3町村長、立会人の合併協議会各委員、最後に橋本知事が協定書に署名。続いて、記念撮影を行い、3首長と橋本知事は固く握手を交わした。
 調印後のあいさつで、鬼沢鉾田町長は「関係各位のご臨席のもと、滞りなく調印を終えることができた」と感謝を述べ、「家づくりに例えると、上棟式を終えたばかり。今後、左右詰めの調整・整理を行い10月11日の日を迎えたい。合併が目的ではなく、合併して良かったと思えるものにしたい」、小橋大洋村長は「本日を協調と躍進、明るく豊かな未来を拓く基点として、皆さんとともに歩みを進めたい」、酒井旭村長は「調印を無事終えることができ、感慨無量。3町村は産業形態、文化・歴史も似たところが多く、住民の皆さんの協力を得ながら新市の誕生に向けて努力しなければいけない」などと述べ、同地域の更なる発展を誓った。
 来賓からは、橋本知事が「お喜びを申し上げるとともに、これまでのご苦労に敬意を表したい。この合併が、同地域の発展のきっかけとなって道路など生活・社会基盤をより良いものにし、住民の期待を上回る発展を遂げられることを期待したい」と、また額賀参議院議員は「合併の効果は、無駄を省き、効率化を図り、人を育て、活力を養うこと。これまでの経験を活かされ、同地域が茨城、また日本を代表する農業地域として発展していってほしい」などと祝辞を述べた。
 なお、合併協定書によると、<1>合併の方式は、新しい市を設置する新設合併<2>合併の期日は、平成17年10月11日<3>新市の名称は、「鉾田市」<4>新市事務所の位置は、鹿島郡鉾田町大字鉾田1444-1の現・鉾田町役場<5>財産の取扱いは、1町2村の所有財産はすべて新市に引き継ぐ<6>議会議員定数及び任期の取扱いは、1町2村の議会議員は、平成19年7月3日まで引き続き新市の議会議員に在任、新市発足後の最初の選挙で28人、次から26人以下とする<7>事務組織及び機構の取扱いは、本庁舎は鉾田町役場、大洋村役場・旭村役場は大洋総合支所・旭総合支所とする<8>建設業務に関しては、道路整備等の事業・小規模宅地開発・町営住宅・都市計画について、現行のとおり新市に引き継ぐものとし、内容等に差異があるものは合併時までに調整し、統一を図る<9>水道業務で、水道計画に基づく事業については、現行のとおり新市に引き継ぎ、平成25年度の事業完了を目途に統合するものとする<10>下水道業務では、公共下水道事業は現行のとおり新市に引き継ぎ、農業集落排水事業は鉾田町の制度を基本に新市において統一、合併処理浄化槽は県の制度に基づいていることから現行のとおり新市に引き継ぐ。浄化槽市町村整備推進事業は、公共下水道事業等と関連があることから新市において調整する-など合併に関する24項目が盛り込まれた。
 新市建設計画「鉾田市まちづくり計画」の主な概要は次のとおり。
【新市の将来像】=「いのち」と「くらし」の先進都市~自然を尊び、農を誇り、喜びを生みだす 21世紀のまち 鉾田~
【まちづくりの目標】
 <1>一人ひとりの健康と安心を地域で支える環境づくり(保健・医療・福祉)
 <2>次代の農業を中心とした力強く地域経済の構築(産業振興)
 <3>快適と安全を備えた“自然を感じる”暮らしの実現(生活環境・都市基盤・地域安全)
 <4>「郷土を愛する豊かな心」の継承(教育・文化・交流)
 <5>市民を主役とする協働のまちづくりの推進(人権・参画・協働・行財政)
【主要施策】
 ○一人ひとりの健康と安心を地域で支える環境づくり(保健・医療・福祉)
【一人ひとりの健康づくりの支援】
◆(仮称)旭健康増進館整備事業
◆健康増進施設の整備・充実
【安心の暮らしを支える福祉の充実】
◆保育施設の整備・充実
◆高齢者福祉施設の整備・充実
【「心のかよった」地域福祉の推進】
◆福祉事務所移管業務関連システム整備事業
 ○次代の農業を中心とした力強い地域経済の構築(産業振興)
【環境と経営が調和した次代の農業の確立】
◆県営畑地帯総合整備事業(涸沼南台地区)(県事業)
◆(仮称)地域資源活用センター設置の推進
◆農業生産基盤整備の推進
◆農業集落排水事業の推進
【水産業の振興】
◆漁場環境の保全
【新たな基幹産業の確立に向けた環境整備】
◆商工業環境の整備の促進
◆鉾田西部工業団地開発の促進
【地域資源を活用した新たな魅力づくり】
◆観光拠点(涸沼、北浦、鹿島灘海浜公園等)の整備の推進
◆観光拠点のルート化の推進
 ○快適と安全を備えた“自然を感じる”暮らしの実現(生活環境・都市基盤・地域安全)
【地域の特性を活かす土地利用の推進】
◆国土利用計画策定事業
◆地籍調査事業の推進
【市民と一体となった環境共生社会への取り組み】
◆緑地環境保全の推進
◆公園施設の充実及び利活用の促進
◆廃棄物(ごみ)処理施設の整備及び機能拡充
【地域と連携・協力した地域安全の推進】
◆地域防災計画策定事業
◆防災行政無線設備の整備・充実
◆消防施設等整備事業の推進
◆安心安全なまちづくりの推進
【都市基盤の整備】
◆都市計画マスタープラン策定事業
◆上水道整備事業の推進
◆公共下水道事業の推進
◆農業集落排水事業の推進
◆排水路整備事業の推進
◆浄化槽市町村整備事業の推進
◆国道354号整備事業(鹿行大橋含む)(県事業)
◆県道大竹鉾田線バイパス整備事業(県事業)
◆県道下太田鉾田線整備事業(県事業)
◆造谷地内主要幹線道路接続整備事業
◆新市連絡道路整備事業
◆主要市道整備事業の推進
◆都市計画道路整備事業の推進
◆基盤整備促進事業の推進
◆巴川河川改修事業(県事業)
 ○「郷土を愛する豊かな心」の継承(教育・文化・交流)
【学校教育及び青少年健全育成環境の向上】
◆学校給食センター整備事業
◆義務教育施設及び設備等の整備・充実
◆幼児教育環境の整備・充実
【地域資源を活用した生涯学習の充実】
◆図書館建設事業
◆図書館情報システム整備事業
【文化振興及びスポーツ・レクリエーション環境の充実】
◆文化複合施設建設事業
◆スポーツ・レクリエーション施設の整備・充実
 ○市民を主役とする協働のまちづくりの推進
【計画的な行財政の運営】
◆総合計画等策定事業
◆付属庁舎建設事業
◆本庁舎改修事業
◆総合支所(総合窓口)整備事業
◆電算システム統合整備事業
◆戸籍電算化事業
◆合併記念事業
◆市民憲章、モニュメント、サイン、看板等作成事業

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