業界記事

新年度から2か年で/総事業費は11億余見込む/甲府駅北口歴史公園整備

2005-03-03

 第5回となる甲府市の甲府駅北口・歴史公園整備検討委員会の最終委が2日開かれ、(1)建築物の構造安全性の検証について(2)歴史公園内の外構計画・活用について-などの議事を了承、今回で同委の検討を終えた。市ではこれを受けて、新年度から2か年で整備工事に着手する考え。用地費5~6億円を含めた総事業費には、約11億4000万円が見込まれ、年度早々の地盤改良工事着手後、6月議会で上屋施設の契約案件提案を予定していく。
 同整備の中で計画されるのは山手御門。追手門、柳門と並ぶ三御門の一つで、山手門と山手渡櫓門の建物と塀、石垣で構成。甲府城の内城の最北端にあり武田城下と新城下をつなぐ役割を果たしていた。市ではこれを、歴史公園(約6000㎡)予定地の南側に復元するもの。
 今回の委員会では、市側がこれらの建造物の構造安全性検証として限界耐力計算の結果、山手渡櫓門、山手門、山手御門土塀いずれもが極めて稀に発生する地震動に対して倒壊しないことを説明。また、外構計画として植栽、照明設備、柵、フェンス、案内表示、排水設備、昇降機などの配置計画案が承認された。
 同建造物は、2本の柱の上部に渡した横木に屋根がついた単層の棟門を通り、石垣づたいに右側に曲がったところに櫓門を建てる構成。各施設の概略規模は、山手門が幅4・35m×高さ5・6m、山手渡櫓門が幅9・45m×高さ11・35m。

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