業界記事

(仮称)青少年児童センター建設へ/白根巨摩中柔剣道場も/17年度当初予算

2005-03-03

 南アルプス市は、3月定例市議会に提案する新年度当初予算案の概要を発表した。一般会計予算の総額は264億8124万3000円で、前年度当初と比べ2・7%(7億551万8000円)の増となった。新年度からスタートする市の総合計画に基づき少子高齢化対策などの施策を重点に予算を編成。一般会計に占める普通建設事業費には前年度当初比4・9%増の39億1971万9000円を投じる。主な事業には(仮称)青少年児童センター建設事業(2億5874万1000円)、白根巨摩中学校柔剣道場他建設事業(1億7317万円)、櫛形西体育館耐震補強関連改修事業(7910万7000円)、市内小学校施設大規模改造・増築・改築設計業務委託事業(2971万5000円)を盛ったほか、基盤整備関連予算で幹線道路整備事業(4億1600万円)、生活道路整備事業(4億6456万1000円)、公共下水道(汚水)整備事業(14億8426万8000円)、などを盛り込んでいる。
 新たに整備を計画する(仮称)青少年児童センターは、同市山寺地内に児童の健全な遊びの場の提供、子育て支援、各種ボランティア育成、青少年の健全育成事業などを行うための大型児童センターを整備する。建物はRC造2階建て、延床面積757・69㎡を計画。建物には、1、2階にそれぞれ事務室や多目的スペースを設けるほか、1階部分に約155㎡の体育館や、児童室、休憩室を配置。2階にはビデオ鑑賞室や、高校生などが利用できる楽器スタジオ(13㎡)、学習室、調理室を備える。
 年度明け早々にも施設の詳細設計を委託し、8月頃の着工をメドに準備を進める見通し。
 巨摩中学校では、今年度に改築を行った体育館に隣接し、柔剣道場(RC造平家建て、347㎡)を新築する。併せて部室(RC平家建て120㎡)、体育倉庫(同48㎡)の改築も行なうほか、体育館西側の駐車場も整備する。同工事の設計業務は体育館の改築とあわせて土谷設計事務所(南アルプス市小笠原)の担当で仕上げており、6月の着工を目指す。
 櫛形西体育館では13年度に実施している耐震診断調査の結果を踏まえ、建物の耐震補強・改修工事を行う。同体育館は社会体育施設としての利用のほか、櫛形西小学校の施設としても利用されているが、築後26年余が経過し、診断の結果で「危険度の高い建物」となっており、屋根部分の老朽化により雨漏りも生じている。同対策として鉄骨ブレースの設置を主とする耐震補強と、これにともなう改修工事を行う。年度明け早々にも実施設計を詰め、4~5月にも工事を発注したい考え。
 市内の小学校施設関連では、大規模改造等の施設整備に備えた設計を進める。新年度に委託を予定するのは、白根百田小学校大規模改造事業、若草南小学校増築事業、櫛形北小学校給食棟改築事業、豊小学校体育館改築事業で、これらについては年次計画のなかで、順次整備を進める見通しとなっている。
 土木関連の事業を見ると、幹線道路整備事業で、櫛形甲西増穂線(L2000m、W18m)、西南湖若草線道路整備事業(L480m、W12m)、櫛形28号線道路整備事業(L560m、W8m)、西野71号線道路整備事業(L460m、W12m)、櫛形4号線道路整備事業(L360m、W12m)の道路新設改良を主に計画するほか、生活道路整備として、24路線の道路改良工事や14路線の測量設計を進める。
 このほか、関係する下水道事業特別会計では総額27億8896万8000円(対前年度比1%減)を計上。汚水下水道について、認可区域約1160ha(整備済み734ha含む)のうち、新年度は、管渠布設(約1万3000m)など面整備の促進を図り、約42・8haの整備区域拡大などを図る。工事は5月頃から順次発注をかけていく。
 このほか特別・企業会計では、白根、芦安、櫛形、甲西の各簡易水道事業にあわせて8億91万6000円(同比16・6%減)、水道事業会計に15億5439万3000円(同比4・6%減)をそれぞれ計上している。
 山梨市は、今月22日に発足する新「山梨市」の16年度暫定予算案(3月22日~31日)と17年度暫定予算案(4月1日~9月30日)、現「山梨市」の3月補正予算の概要を発表した。このうち、新「山梨市」の17年度暫定予算案の一般会計予算総額は106億9290万円。同予算は人件費など経常経費を中心に編成しており、旧3市町村で展開してきた継続事業なども盛り込んでいる。政策予算などを盛り込んだ本予算は、9月の定例市議会に提案となる見通しだ。
 一方、現「山梨市」の3月補正予算は、補正予算額で3億7250万4000円の減額としているが、後屋敷小学校校舎大規模改造事業費(2億8642万6000円)と児童館建設費(3703万円)を盛り込んでいる。児童館は後屋敷小学校の増築部分に併設して建設されるもの。工事発注時期は、新年度に繰り越して実施となる見込み。
 後屋小学校校舎大規模改造事業は、昭和51年に建設された既存校舎(RC造3階・1棟)の耐震補強と大規模改造を実施するとともに、新たに既存校舎の増築を行うもの。増築部分はS造の3階建てで1階に児童館が入るほか、2階がパソコン教室、3階が特別教室としている。設計業務は既に終えており、馬場設計(甲府市)が担当した。工事発注は新年度に行いたいとしているが、具体的な時期は未定。工期は8か月程度を見込んでいる。

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