業界記事

本体の一括発注も視野/コスト縮減委員会

2004-10-30

 長野原町に建設中の八ッ場ダムと栃木県の湯西川ダムのコスト縮減を図るため、国土交通省関東地方整備局河川部が事務局になっている八ッ場ダム・湯西川ダムコスト縮減技術委員会が27日、八ッ場ダム工事事務所で開催された。同委員会はダム建設などの専門技術者や研究者らで構成されていて、今回で2回目。
 開催に先立ち、日下部治委員長(東京工業大学教授)があいさつで「コスト縮減は、大小に関わらず重要なこと。皆様方には、様々な意見を論じてもらい、今委員会を有意義に進行させていきたい」と述べた。
 同委員会と並行した形で、報道機関には、ダムサイトや代替地、付替国道145号に建設中の橋梁などの現地に赴き、現在の進捗状況などを説明した。
 同委員会は、非公開で行われたが、終了後、同委員会の協議内容についての記者発表があり、具体的なコスト縮減策が説明された。ダム本体については分割発注をやめ、一括での発注を検討することや今後の調査次第ではあるが、堤頂高を上げず、基礎岩盤のみを上げることで、建設にかかわる掘削量やコンクリート量などを減らす考えも提言された。また、同ダム事業では、大規模な盛土工事が行われるため、独自の積算基準を設けることも提案され、今年度中にも代替地で試験的に試みていきたいとした。同局河川部では、これらの縮減策によって、合理性の増加やより現実的なコスト縮減を図りたいと期待を寄せている。

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