業界記事

手すり先行足場/不動岡高改築で初試行/墜落防止対策に本腰

2004-10-29

 県土整備部は墜落防止などの安全対策をより一層進めるため手すり先行足場など足場3点セットを今年度から試行する。その初弾案件として「不動岡高校特別教室棟その他改築工事第1工区第2工区」の2件で実施することがこのほど分かった。2件の工事はいずれも公募型指名競争入札で業者を現在審査中。11月中旬予定の指名通知後、図面と参考数量内訳をCD-ROMに投入し指名業者に貸し出し、その中に「手すり先行足場試行工事とする」ことを特記仕様書で盛り込むことを示した。その他河川関連の工事で現在設計中の2件、さらにもう1件も対象とする方針であることを明らかにした。
 足場3点セットの工事は、今夏に(株)佐伯工務店(さいたま市)が自主的に試行へ協力した「春日部女子高校特別教室棟全体改修及び耐震補強工事」がある。しかし予め本格試行工事として「特記仕様書」に明示し、対象工事と条件付けした工事の初弾が不動岡高校の特別教室棟改築となり、第1と第2工区がいずれも対象案件となった。
 公募型で業者の審査を実施しているところ。予定では11月中旬に指名通知する。指名された業者には、図面と参考数量内訳書をCD-ROMに入れ貸し出す。その参考数量内訳書の計算は、中にやはりデータで入れ特記仕様書にある「手すり先行足場試行工事」に沿って、手すり先行を使用する数量を記入し積算することとなる。特記仕様書には「手すり先行工法に関するガイドライン(厚生労働省15年4月策定)により、設置については手すり先行工法による足場設置基準による働きやすい安心感のある足場とし、改善措置機材による場合は手すり先行専用足場と同等の機能を確保するものとする」と書かれている。
 同部では、その他3件を対象工事とする。1件は学校関連の改修工事でもう2件は現在設計最中であり公表は控えている。しかし、河川関連の上屋工事になるもよう。
 安全管理上、墜落防止対策はとりわけ重要になり、在来の足場よりも作業場安全で精神的にも安心感を与える足場は検討されてきた。昨今国土交通省や厚生労働省らの国、東京都や一部の県でも「手すり先行足場」「二段手すり」「つま先板」の言わば「足場3点セット」を試行する発注者が増加している。同部では3点セットをすべて実施する方針でいる。
 実際これらの足場の採用ではどうかと言うと、中でも最もポピュラーな「手すり先行足場」は枠組み足場の組み立て、解体時に常に手すりの枠が存在し心理的に安心感を与えるもよう。また、軽量、美観性にも優れている。ワンタッチでの取り付け作業を行うことができ、腰などに特殊工具を巻くなどの携帯の必要もない。

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