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　富士吉田市は、事業が棚上げとなっていた同市新倉の新倉山浅間公園整備について、来年度にも整備を再開する方針を明らかにした。早ければ来年度にも実施設計に取り掛かり、早期に着工したい考え。
　同公園の整備については平成８年度に大規模な公園整備計画を策定。全体を３期に分けて順次公園施設を整備する計画とし、１０年度から１期工事に着手していたが、以後、市長の交代などにより事業が中断していた。
　同公園は、富士山を一望できる富士パノラマ台など市のシンボル的な施設として、市民などから整備の再開を求める声が強いことなどから、計画内容を見直したうえで、整備を再開する。
　新たな整備にあたっては、財政面を考慮し、主に同公園内の山の斜面花木の植樹などが検討されている。