業界記事
高砂小学校校舎等増改築/28日に検討委員会
2004-10-26
高砂小学校校舎等増改築事業を進める草加市は28日、関係者で構成する検討委員会を発足させ第1回会議を行う。この中では、校舎だけでなく体育館などについても検討を重ねていき、増築や改築といった整備方針とともに年度内に基本計画をまとめる。策定後、教育長へ報告したのち、市長と教育委員会で調整し、計画を具体化させる。
検討委員委員会は、学校、PTA、地元、学識経験者など12名程度で構成。年度内に4回程度の開催を予定している。
順調に進めば17年度で基本設計、18年度の実施設計へと移行させ、19年度から2か年の工事着手を目指す。
既存校舎(中央1-2-5)は、RC造3階一部4階建て、総延べ床面積約6500㎡、3棟。昭和44~57年にかけて建設された。
同事業は、既存校舎の老朽化、周辺のマンション建設に伴い児童数が増加傾向にあることから計画が浮上。これまでに行ってきた検討委員会では、補強済みの校舎を含め全面的な改築の方針を打ち出した。
今年度は、川柳小学校で使用したプレハブ校舎を移築し、特別教室として利用することで教室数の不足に備えている。
近年における児童数の推移は、11年度930人・27クラス、12年度970人・28クラス、13年度1006人・31クラス、14年度1056人・32クラス、15年度1084人・33クラス。
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