業界記事
追って設備も指名/アユの生産施設
2004-10-27
県建築住宅課は、前橋市敷島町にある県水産試験場内へアユの新種苗生産施設の建設を計画、このほど14者へ建築工事の指名を通知し10日に入札するが、追って電気と機械工事を指名する。
県では、ぐんまのアユ復活総合対策事業に乗り出し、県内のアユ生産復活とともに漁獲量300tを目指し、放流アユの冷水病検査、河川での感染経路、発病要因等の究明に取り組んでいる。
今回の施設整備は、新たな遺伝特性を持った種苗を開発するための研究施設で、水槽をメーンに整備。設計は勝山工務所(前橋市上小出町2-39-12電話027-231-3590)が作成した。
工事は、旧屋外池を解体して、その跡地へ卵収容池、成魚用の池、稚魚用の水槽等を築造。上屋建物は、S造平屋建て、1310㎡で、建築工事には解体・埋戻しも含まれる。
事業費は、当初予算で2億4000万円を確保している。
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