業界記事
総事業費は約109億円/小野小の体育館・プールに着手/藤岡市が実施計画
2004-10-27
藤岡市(新井利明市長)は26日までに、17年度から19年度までを期間とする実施計画書を策定した。それによると、同計画書は、6施策により分類されており、3か年の総事業費は108億9333万8000円を試算した。位置づけられた主な事業では、小野小体育館改築事業として17年度に設計に着手、18年度に解体を含め建築工事に着手する計画、総事業費は約2億7000万円、また、同小プールについても来年度に設計、18年度に工事着手するとし、事業費は約1億1000万円。このほか、18年度に西中の補強設計及び大規模改修設計を実施、翌年度にも2億3000万円余りを試算した工事に着手する計画。
19年度までの3か年を計画期間に位置づけた同計画書は、平成8年度に策定した第3次総合計画の将来都市像の実現を目指し、定められた行政施策の大網に基づいた主要施策や根幹事業を財政規模の中で、どのように実現していくかを明らかにした予算編成の指針となるもの。
それぞれの事業は、大きく6施策のなかに分類されており、また、この中でも3か年の新規事業として、下戸塚地区排水路改修工事(17~19年度)、市道209号線道路改良事業(同)、中倉簡易水道資源・配水池増強事業(18)のほか、小野小体育館改築事業(17~18)へ総事業費2億7400万円余り、同小プール改築事業(同)へ1億1500万円、中学校耐震補強及び大規模改修事業(18~19)に約2億6000万円。主な継続事業として、清掃センター処理施設定期補修事業は7500万円、民間保育所施設整備事業に4500万円、道路新設改良事業に5億円、市道118号(北部環状線)道路新設事業に2億8000万円、都市計画道路小林立石線(第3期)街路事業には7億5300万円、総合運動公園整備事業は1億4400万円、北藤岡駅周辺土地区画整理事業へ6億7700万円、毛野国白石丘陵公園史跡整備事業には1億7000万円余りを3か年総事業費として試算した。更には、今後の課題事業として、日野地区学校跡地の活用事業や高山邸跡地活用事業、庁舎整備事業(サーバー棟)、藤岡南部土地改良事業に係わる非農用地整備事業、市道111号線道路整備事業、都市計画道路前橋長瀞線(柳瀬橋)街路事業(負担分)などを位置づけた。
このほか、一部事務組合においてこの3年間に計画されている事業について、多野藤岡広域市町村圏振興整備組合では、平成18年度に消防緊急通信指令施設整備事業、17・19年度に高規格救急自動車整備事業、19年度にははしご車の整備事業。多野藤岡医療事務市町村組合では17年度に医療機械器具整備事業。環境衛生事務組合においては、17年度に管理棟空調機の更新工事を計画している。
一覧へ戻る