業界記事
震源近傍で6m滑り/中越地震の断層運動
2004-10-26
建築研究所(茨城県つくば市)は25日、新潟県中越地震の断層運動について発表した。同研究所は23日17時56分に同県中越地方で発生したマグニチュード6・8の地震の断層運動の詳細を求めた。解析の結果、地震は急激に破壊が開始し、震源近傍で約6m近くの滑りが発生したことが分かった。また、主破壊は震源から西側に向かって進行し、この地震が解放したエネルギーは昨年7月に宮城県北部で発生した地震(最大マグニチュード6・2、震源の深さ約12km)の約8倍にのぼることが判明した。
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