業界記事

50余名の学生が参加/天王洲開発の現場見学

2004-10-26

 建築業協会(野村哲也会長)主催の現場見学会が22日に開催された。この見学会は主に大学と大学院の建築専攻の学生を対象に毎年実施されているもので、今回は50名を超える学生が参加した。見学現場は東京都港区港南4丁目の「天王洲開発プロジェクト」。JR浜松町駅から東京モノレールに乗りひと駅「天王洲アイル駅」を下車して5分ほど歩くと現場に到着する。「日本最大のマンションプロジェクト・ワールドシティタワーズ」という大きな看板が現場入り口に立っている。地上40階建てのA棟、地上42階建てのB棟、地上41階建てのC棟の3棟で総戸数2082戸。超高層マンションの
多い東京都内でもひとつのプロジェクトでこれだけの規模の住宅戸数はほかに例がない。
 工事は1期と2期に分かれる。1期工事はA棟で昨年9月に着工、現在18階部分まで立ち上がり、躯体工事の最盛期。現場では1日平均約800人の職員が作業を進めている。仮設エレベーターで18階の現場に上がると、コンクリリート打設の音、鋼材を吊り上げるクレーンの音などが四方から聞こえてくる。従来、超高層ビルは鉄骨鉄筋コンクリートが多かったが、現在では高強度鉄筋コンクリートが増えており、この現場にも高強度RCが使われている。また、同プロジェクトの特長として、外装にこれまでマンション建築にはなかったガラスカーテンウォールが使用されている。同資材は断熱性に加え、透明性も高く、東京湾一体が眺望できる。平均タイプは3LDKで4階部分にモデルルームができている。バリアフリーかつコンパクトで一体的に使用しやすいところも特長。
 現場見学は1時間余り。行く先々で作業中の職員の方が「ご苦労様」と挨拶をする。超高層の大変な現場なので職員同士だけでなく、見学者に対しても「声かけ挨拶」を励行するのは災害防止に対する細かい配慮が感じられ、施工者である清水・ピーエス三菱・西武建設JV現場事務所の施工管理の
優秀さの一端が垣間見られた。見学後、現場事務所の会議室で質疑応答があり、多くの学生が同プロジェクトの周辺環境への影響や施工技術などについて専門的な質問をした。最後に、同現場で働く若手職員が建設の仕事に携わる現在の心境を語った。

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