業界記事
27棟を年末~年明けに/造成は22日入札/甲斐敷島の里クラインガルテン
2004-10-23
甲斐市は、旧敷島町から継続して整備する(仮)甲斐敷島梅の里クラインガルテンについて、敷地造成工事(27区画)を2工区に分けて発注、22日に入札済み、今年度はラウベ(休憩施設)の27棟の建築工事も計画しており、年内~年明け早々の着工に向け準備する。ラウベ建築工事も工区分けされる模様だが、現時点では未定。同事業に今年度工事費として市の暫定予算に3億円余を計上している。
同事業は中北部地域活性化事業の一環として、同市牛句地内の農地約13haのエリア内にある遊休農地を活用し、滞在型のクラインガルテンの整備を進めているもの。耕作に使われていない農地を町が借地し、市民農園として全50区画を15~17年度で整備する。
各区画には、農園用地とバス、トイレなどを設け簡易宿泊ができる休憩施設(木造平家建て、約50㎡)を備え、1区画あたりの面積は約300㎡。敷地内には管理事務所、研修室、直売施設などを備えたクラブハウス(S造平家建て、約450㎡)、駐車場や、上水道、下水道施設等も整備する計画で、全体事業費には3か年で約8億円を見込む。
計画初年度となる昨年度には、モデル事業として3区画分の整備工事等に着工。これに続き今年度は27区画分(約3ha)の造成と、休憩施設の建築を計画。さらに来年度には、残る20区画分と、クラブハウス、駐車場などを整備する計画で、18年度の全体完成を目指す。
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