業界記事
地域計画など2次決定/産学官トライ事業
2004-10-23
群馬県は、中小企業等の支援の一環である産学官連携推進トライ補助金の16年度2次分として、16企業(自営業含む)への補助を決定した。1社あたり50万円の補助が交付される。
16企業のうち建設事業関連では、地域計画(太田市)は群馬高専と共同して、農業用水によるマイクロ水力発電のための在来型水車に関する研究を行う。
また、末広産業(前橋市)は坐位・起立促進型介護ベッドの開発を群馬大学医学部と共同して行い、ジー・ピー・ワン(子持村)は、群馬高専との共同で土壌改良材を開発する。
このほかの対象企業の研究、開発概要は、次の通り。
東京測器研究所桐生工場(桐生市)=群馬大学とデータ処理システムを備えたバイオセンサーを開発する。
市村鉄工所(沼田市)=群馬高専から手作りあんこの人に優しいインテリジェント小型絞り機の開発を行う。
パナファーマシー(桐生市)=群馬大学と共同で点眼抗菌容器の点眼液に対する抗菌作用を研究する。
ミツミテニー(桐生市)=群馬大学機器分析センターと絹セリシンを有効成分とした新規保湿剤を開発する。
シマダ製作所(妙義町)=筑波大学院と共同して耳形が中枢聴覚系にどのような効果があるかを研究する。
アスク(前橋市)=前橋工科大学と共同してオゾンを用いた環境低負荷型土壌消毒技術を研究開発する。
横田善夫氏(館林市)=早稲田大学とICF情報活用した将来型病院システムの研究開発を行う。
岩崎臣人氏(鬼石町)=県水産試験場と共同で小型自動給餌装置を製品化する。
三木(富岡市)=群馬高専及び群馬産業技術センターとの共同で、ビリヤード棒の複合材料化と性能評価を研究する。
三井製作所(館林市)=超音波を応用したステンレスパイプ引抜加工技術を群馬産業技術センターと研修する。
サンオーラ精工(邑楽町)=群馬大学と流体圧と重力を利用した回転駆動装置を開発する。
野口製作所(富岡市)=群馬産業技術センターと極小深絞り加工を研究する。
数理設計研究所(前橋市)=機械システム診断機の実用化を群馬技術センターと共同開発する。
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