業界記事

JR東日本と協定締結、今年度内の着工へ/常磐線友部駅橋上化

2004-10-23

 西茨城郡友部町は、今年度から国補事業「まちづくり交付金」の採択を受け実施している友部駅周辺地区整備事業で、核施設となる「常磐線友部駅橋上化及び自由通路新設工事」の施工協定を21日に事業者のJR東日本(株)と正式に締結した。全体工事費は、橋上駅舎関係が約15・1億円、自由通路関係が約9・7億円の合計約24・8億円。JR東日本(株)では、今年度内の着工を目指し、入札を行うなど施工者の選定を進めると見られる。新駅舎及び自由通路の完成は平成19年春を予定。一方、町では、関連事業で一部アクセス道路を含めた北口駅前広場の整備を進め、駅舎完成と同時期の供用開始を目指す方針で、今年度は実施設計の策定に近く着手する見通しだ。
  現在の友部駅は、明治28年7月1日に開業。これまで改札口が南側にしかなく、駅の南北地区は線路に分断され、結節点としての南口駅前広場は、容量不足から朝夕送迎時による車両の集中に対応できず、駅周辺の交通混雑や広場としての機能低下を招いていた。
 バリアフリーについても、一部に身障者トイレや点字ブロックが設置されているものの、全体的に高齢者・身障者等の円滑な移動に適した構造とはなっていない。
 このため、交通結節機能の拡充・強化や、にぎわい空間の創出による駅周辺地域の活性化のため、核となる駅の橋上化及び南北自由通路整備、関連事業として<1>北口駅前広場を含めた都市計画道路友部駅北線整備事業<2>南口駅前広場整備事業など、駅周辺の一体的な改善を進めることになった。
 友部駅周辺地区の事業地は、友部町大字大田町字北原及び大字南友部字東遠原地内の69ha。
 橋上駅舎及び自由通路の構造規模は、S造2階建て延床面積約2691㎡。
 このうち自由通路は、延長約83m、幅員5・0m。橋上駅舎は延べ約1421㎡。
 町の玄関口として、駅舎は各ホームへの階段室を3本のタワーに見立て、地域の新たなランドマークとなるようデザイン。自由通路は、駅の南北地域をつなぐ「橋」をイメージしたデザインを採用し、明るく開かれた空間となるようにした。
 全体工事費は24億8456万6000円。このうち橋上駅舎関係が15億1760万円、自由通路関係が9億6696万6000円。
 町では21日、JR東日本とで「常磐線友部駅橋上化及び自由通路新設工事」に関する施工協定を締結。JR東日本では今年度内に着工する方針を固めており、今後、早急に入札を行うなど施工業者を選定する見込み。
 同施設の完成は19年春ごろを予定している。
 また、今回の施工協定締結を記念した式典が今月25日10時30分から北口駅前広場建設予定地内で、橋本昌県知事をはじめ地元選出議員など来賓を招いて開催される。
 一方、関連事業の南北駅前広場およびアクセス道路の都市計画道路友部駅北線の整備は、町が事業主体となり5か年計画で実施する。
 今年度は、都市計画道路の測量調査に着手しており、北口駅前広場の実施設計を近く発注する見通し。
 町では、駅北側を先行して整備する方針で、来年度は友部駅北線の用地買収を実施する。
 予定では、県道杉崎友部線交点までの一部都計道も含めた北口駅前広場の完成を、新駅舎及び自由通路が完成する18年度末に合わせ、同時供用開始できるよう整備を進める。
 各施設の概要は、都計道3・4・14友部駅北線は延長340m、幅員20m。附帯施設の北口駅前広場は約5000㎡(大字南友部字東遠原地内)で、事業費は約9億円。
 南口駅前広場整備事業の都計道3・6・1友部停車場線は約6200㎡(大字大田町北原・駅前地内)で、事業費は約9億円を試算している。
 関連事業も含めた全体事業費は概算で42・8億円。事業完了は、南口駅前広場が供用する20年度末を見込む。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】9時30分~18時30分
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野