業界記事
17年6月議案で発注/月越小校舎の改築工事
2004-10-21
月越小学校改築を計画している川越市は、このほど基本設計がまとまり、18日に教職員、19日にPTA、自治会長らに対して説明会を開くとともに要望を聴いた。現段階では、延べ床面積6100㎡程度の施設規模を見込む。着工は17年秋を予定していることから、6月議会案件として、工事を発注することになりそう。
今回の説明会では、校舎機能に加え、通学における安全確保などから、歩道整備についての要望が出た。今後実施設計を進める中で、それらの意見を反映させながら、作業を進める。設計業務は、横河建築設計事務所(目黒区、電話03-3492-7441)が担当している。
全体のスケジュールは、11月から実施設計に移行。17~18年度工事、19年4月からの使用開始。工事は、南校舎を解体し、同所に新校舎を建設。完成後に北校舎を解体する工程。バリアフリーやエコスクール、屋上緑化なども施す。
地域開放に関しては、専用施設は設けず、他施設でも見られる、多目的ホールの使用を考えている。
平成8年度に田代一級建築士事務所(川越市、電話049-222-1912)が耐震診断を実施。同9年度には、松下建築設計事務所(さいたま市、電話048-663-4118)が耐力度調査を担当した。
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