業界記事
年内にも施工業者決定/イオン内原ショッピングセンター
2004-10-21
東茨城郡内原町の内原駅北土地区画整理事業地内で計画されている大型商業施設「(仮称)イオン内原ショッピングセンター」について、施行者のイオンモール(株)(千葉県千葉市)は、地元専門店に対するテナント募集説明会を19日に行うなど、計画の具体化に向けて動き出している。建設予定地周辺の土地区画整理事業を施行中の内原町では、今年内の仮換地指定を目指し、現在、地権者と調整を進めており、同社はこれを待って年内にも施工者を決定し、年明け早々から建設工事に着手したい考えだ。工期には10か月前後を見込んでおり、オープンは来年秋を予定している。
建設予定地は、内原町の施行で進めている内原駅北土地区画整理事業(施行期間=平成15年8月~平成23年度、総事業費約73億円、計画人口630人、計画戸数約200戸)地内の東端で、国道50号バイパスの南側の複合型商業交流施設用地。敷地面積は約12・5ha。
ショッピングセンターの規模は、延床面積約10万3000㎡、売場面積が約5万㎡。
施設構成は、ジャスコを核店舗とした商業施設とシネマコンプレックス等が入居するアミューズメント施設、飲食店等を併設するほか、駐車場は収容台数約4000台分を確保する計画。専門店としては約150店舗がテナントとして入居する。今月19日にはテナント入居募集の説明会を行い、約420人が参加した。
営業目標としては、年間販売額約300億円、年間来店客数約450万人を見込んでいる。
施行者のイオンモール(株)では、設計・施工一括による請負業者の選定を進めている。これには10数社のゼネコンが参加しているもようで、3回程度の入札を行って業者を絞り込み、年内に施工者を決定する見通し。
一方、内原町では、建設予定地が農用地となっているため、今年2月から現地で調整池や切廻し水路等の整備工事に着手。現在は、土地区画整理事業の仮換地指定を年内に行うため、地権者との調整を進めている。
同社は、町の仮換地指定を待って、今後、大店立地法の申請、建築確認の申請を行い、年明け早々にも着工したい考えだ。
工期は、通例では10か月前後を見ており、施設のオープンは来年秋を予定している。
一覧へ戻る