業界記事
構想委が提言案まとむ/千曲市の総合福祉施設
2004-10-20
千曲市総合福祉センターの建設について議論する建設構想検討委員会(委員長・竹内長生元新市将来構想策定委員)は18日、戸倉庁舎において5回目の会合を開き、提言書及び付帯意見(案)について協議するとともに、早急に同案を宮坂博敏市長に提出することを確認した。
それによると福祉センターは<1>障害者支援<2>高齢者支援<3>子育て支援<4>介護予防・健康増進<5>福祉活動拠点-のための施設とすることを提言。
建設にあたっては「市の新たな福祉拠点として1箇所集中型の施設が望ましい」という意見が多数を占めた一方、分散型でとの声もあったことから、付帯意見の中で「利用者の便を考慮し、サテライト施設(衛星的小規模施設)などに配慮すること」とした。
また、温泉資源を有効利用することや計画段階から設計士を含めることなども合わせて盛った。
同委は市長への提言を待って解散。市は引き続き建設検討委員会を立ち上げ、より具体的な検討に取り掛かる方針。
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