業界記事
調整区域でまちづくり/条例が1月1日施行
2004-10-20
熊谷市は、都市計画法の一部改正に伴い、市街化調整区域(田園地区)のまちづくりに向け、「田園地区まちづくり条例」を17年1月1日から施行する。これにより、調整区域内での開発などが進められることになり、地域の活性化など期待が寄せられる。
現状では、調整区域での開発は抑制されているが、少子高齢化の進展、調整区域の人口減によりコミュニティ活動でも支障をきたしているなどの状況を打開するため、調整区域の開発を可能としていく。
同条例によるまちづくりの流れは、住民らによる田園地区まちづくり協議会を設立。協議会は、田園地区まちづくり計画を策定する。策定にあたっては、市のまちづくり計画との調和に努めるとともに、地区住民らに説明会を開催し同意を得て、市へ認定申請。市が計画を認定し、区域を指定し開発がはじまる。
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