業界記事

年内に市民会議/山手町の土地有効利用

2004-10-20

 山手町地内約1万7000㎡の土地利用について、飯能市は課題などを整理するよう、年内に市民会議を設置する。当初計画より、若干の遅れが見られるものの、今年度内に3回程話し合いの場を設け、意見を集約、次年度以降は、さらなる具体化を図る。利用内容については、未定だが、懸案事業である市立図書館建設も強く、その可能性を探ることになりそう。
 対象地は、山手町1417-1の敷地1万7317・94㎡。飯能第1小学校の北側に位置する。川寺上野線整備で、市立図書館などの敷地が道路用地となることから、これら施設の用地として、11年度に公社が取得した。
 13年度には検討委員会が中間報告をまとめたが、土地の買戻し、施設整備には長期間を要するとの結論に達し、暫定利用している。
 現在、市民会館、第1保育所、第1小学校などの臨時駐車場として暫定利用されているほか、南側敷地の既存建物は、文化財保存作業所、文書庫、シルバー人材センター事務所などとして利用。
 北側敷地約7000㎡については、美杉台団地の公園整備時に発生した土を利用して、軽スポーツグラウンドに整備。現在ゲートボール、グラウンドゴルフなどに使用している状況。
 「山手町用地土地利用市民会議」では、整備手法を含めて、土地利用を検討。現在委員の選定作業を行っている。学識経験者ら、10から15名程度で構成し、うち3名程度は公募により、決定する。
 新図書館については、既存の市立図書館(仲町28-1、RC造3階建て、延べ床面積約1000㎡)が昭和49年に建設以来、老朽化が著しく、蔵書数もこども図書館などと合わせて、約20万冊と、近隣自治体の同様施設と比較して、少ないことから建設案が浮上した。

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