業界記事

7工事を来月から/公共下水道事業

2004-10-20

 小野上村建設課は、公共下水道事業で11月以降に発注する工事概要を明らかにした。
 工事内容については、管路工の開削工法を3か所、推進工法を2か所、マンホールポンプの設置工事を2基、計7工事を発注する。
 開削工法は、村上地内(L約180mとL約100m)の2か所と、小野子地内の1か所。工事の発注はともに、12月頃を見込んでいる。
 L約180mは、φ150mmのVU管を使用。設計は、近代設計(東京都千代田区鍛冶町1-9-16電話03-3255-8965)が担当。L約100mは、φ150mmのVU管。設計は、冨永調査事務所(高崎市石原町3207-1電話027-323-9933)が作成した。
 小野子地内の工事では、L約200m、φ150mmのVU管を用いる。設計は、冨永調査事務所が手がけた。
 推進工法は、中小野子地内と堀の内地内の2か所へ布設する。工事発注時期は、踏切下側を通すため、JR東日本と協議中。今後の具体的なスケジュールについては未定。
 中小野子地内は、JR吾妻線の小宮山踏切の下側を通すもので、L16・7m、鋼管鞘管ボーリング二重ケーシング工法で掘削する。使用する管種は、φ400mmの鋼管とφ150mmのVU管。設計は、オウギ工設(前橋市上泉町268電話027-233-0561)が担当した。
 堀の内地内は、堀田踏切の下側を掘削するもので、L20m、工法や管種、管径は中小野子地内と同様のもので施す。設計については、オウギ工設が作成。
 マンホールポンプは、鑷沢地内と東沢地内にそれぞれ1基ずつ設置する。同村では、現在までに10基のマンホールポンプを設置していて、鑷沢地内が11基目、東沢地内で12基目となる。今後の設置予定基数については当初、20基程度を予定していたが、現在見直しを図っているため、流動的としている。
 鑷沢地内は、村道1号線沿いの鑷沢橋手前に設置し、原地区から鑷沢橋を通し、榎平地区へと流下させる。工事は、11月頃を考えており、設計は近代設計(東京都千代田区鍛冶町1-9-16電話03-3255-8965)が手がけた。
 東沢地内は、鑷沢地内のマンホールポンプ設置場所へ合流させるためのもので、原地区の1か所にマンホールポンプを埋設し、鑷沢地内のマンホールポンプの設置個所付近で合流させる。発注時期に関しては、鑷沢地内のマンホールポンプ設置工事を先行させるため、早くても、年明けとなりそうだ。設計は、近代設計が担当した。
 同村の下水道事業の全体計画は、計画面積が約95ha、概略管路延長が約22kmとなっている。15年度末までの進捗状況は、およそ70%にあたる約16kmが整備済み。
 今年度は、残りの約6kmのうち1kmの工事を計画しており、現在までに約500mの工事を発注している。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野